株式会社クラハシ

魚市場や国内外のメーカーなどから仕入れを行うクラハシは、取り扱い商材群の多さが強み。主に福山市地方卸売市場から仕入れる「鮮魚」。国内や世界各国から仕入れた魚介類を加工した「冷凍魚」や「塩干品」。大手メーカーや地元メーカーの特約店として取り扱う市販用や業務用の「冷凍食品」のほか、加工業者との連携により「水産加工品」も取り扱っています。また、従来の仲卸業者への販売から、昨今では量販店との直接取引が中心になりました。生産者と得意先と一体となってオリジナル商品の開発を手掛ける体制があることや、加工や物流の機能を持つことが、量販店との取引における優位性となっています。

クラハシの営業職の仕事は、魚や加工食品を仕入れて売るだけではありません。鮮魚部は「提案型商社」、水産部は「開発型商社」の仕事を行っています。鮮魚部では得意先に対して、仕入計画や産地の状況にもとづいた季節商材を提案。大手量販店や大手外食チェーン店に提案した商品が採用されると、数百店舗にも流通するという醍醐味も。水産部では生産者やメーカー、輸入業者などと手を組み、冷凍食品や加工食品の共同開発に参画。量販店や外食チェーンのメニュー開発のコンサルティングを行うこともあります。いずれも、得意先のニーズに応えながら信頼関係を築いていくことに、やりがいを感じられる仕事です。

新入社員は、約2週間の新入社員研修からスタート。社会人としてのマナーの習得はもちろん、社会に初めて出る不安を払拭する目的からも、ビジネスマナー研修を実施しています。また、各部署での研修を通じて、クラハシの事業への理解を深めています。入社から半年程度が経過し、配属先での仕事に慣れてきた秋ごろにフォローアップ研修を実施。これまでの業務への取り組みについて振り返る機会となっています。このほかにも入社3年目以降の社員に向けた階層別の研修制度を用意するなど、社員のキャリアアップを支援。クラハシには活気のある雰囲気のなか、先輩社員や上司のサポートを受けながら、若手社員が活躍できる環境があります。