日本の貿易・経済の発展とともに、横浜港を拠点とし、港湾産業の近代化、企業基盤の強化に取り組み続けている藤木グループ。私たち藤木企業は、藤木グループの中核企業として、大正12年の創業以来、輸出入貨物の取り扱いを行う港湾荷役事業を中心に港湾物流分野における幅広い事業を展開しています。約100年にわたる伝統の技術と実績を礎に、新たな価値を融合した港湾物流サービスを提供する企業としてあゆみ続けています。
貿易は日本経済を支える大きな柱。貿易時の港湾での搬入・搬出などを担うのが港湾物流業です。「国際戦略港湾」として国が指定している京浜港の港内には、当社の作業場所である南本牧埠頭があります。南本牧埠頭には国費が投入され、4カ所の岸壁を新設。2021年3月には日本寄港船で過去最大級の2.3万TEU型コンテナ船が入港し、日本を代表する各船会社も南本牧埠頭での貿易船作業に切り換えが加速するなど、港湾貿易の拠点としてより一層重要度が増しています。さらに今後、大型船の寄港の増加に伴い、取扱増加が見込まれています。港湾物流業は、貿易を支える事業として安定した成長を続けると共に、日本の経済・暮らしを支える基幹産業です。
当社は輸出入貨物を港湾地区において取り扱う港湾物流事業を展開しています。事業の中心は、港湾エリアにおける「実作業」。「実作業」の主な業務は、大型外国船へのコンテナの積卸作業をはじめ、輸出完成車の船積・卸し作業、コンテナ自体への貨物の積み込み・取り出し作業のほか、あらゆる輸出入貨物の保管・管理業務です。港湾管理監督職は、安全に作業を遂行させるために各作業場所で「実作業」の管理監督業務を行います。主な職務内容は、1)日々の作業に応じた作業方法立案 2)作業に応じた人員配置の調整 3)顧客・官公庁との折衝・必要書類作成等の一般事務です。港湾物流に関する専門知識を身に付けることができる仕事です。
1923年の創業以来、「世の人のしあわせに役に立たないような仕事は、企業とはいわない。」「他人のよろこぶ仕事に打ち込む」という創業者の言葉を大切にし、貿易に欠かせない港湾物流の荷役・倉庫業務を中心に事業を展開しています。また、「人を大切にすること」も創業時からの変わらぬ理念。一人ひとりが思いやりを持って行動する安全第一での作業環境や、先輩が丁寧に後輩を教え・育てる教育環境、皆が意見を活発に出し合い、気兼ねなく相談できる職場環境は、理念が引き継がれ、形になっている証です。ちなみに、当社の平均勤続年数は20.2年。働きやすい社風の下、社会貢献度の高い仕事にやりがいを感じ、長く働くことができる環境です。
事業内容 | ■港湾荷役事業(船内荷役・沿岸荷役)
■倉庫荷役事業 ■倉庫業 |
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設立 | 1947年(昭和22年)7月25日
【創業】1923年(大正12年)1月18日 |
資本金 | 5000万円 |
従業員数 | 415名(2023年1月1日現在) |
売上高 | 74億円(2023年12月実績) 【2022藤木グループ11社総売上356億円】
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代表者 | 代表取締役社長 藤木幸吉
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事業所 | 本社/横浜市中区北仲通2丁目14番地
安全衛生管理室・横浜港運事業部本牧地区/横浜市中区本牧ふ頭1-1本牧オペレーションセンター内 本牧ターミナル倉庫/横浜市中区本牧ふ頭6番地 トヨタ埠頭/横浜市金沢区鳥浜町8番地 金沢埠頭/横浜市金沢区幸浦1丁目地先 金沢木材ふ頭内 横浜港運事業部大黒地区/横浜市鶴見区大黒ふ頭15番地 コンテナ事業部南本牧APMターミナル/横浜市中区南本牧1番地 東京港運事業部東京事務所/東京都江東区有明1丁目1番10号 東京港運事業部大井事務所/東京都大田区東海5丁目5番9号 大井海貨上屋4号 |
グループ会社 | 株式会社三協
藤木陸運株式会社 藤木商事株式会社 株式会社みなとコーポレーション 第一船舶企業株式会社 株式会社ポートサービス 京浜船貨整備株式会社 株式会社みなと輸送 株式会社フジキインシュアランス シティアクセス株式会社 株式会社ロイヤルウイング |
ホームページ | http://www.fujikigroup.com/ |