これが私の仕事 |
認知症施策推進のための連携づくり 国の認知症施策である、新オレンジプランに位置づけられている認知症地域支援推進員として介護福祉士の立場で働いています。
市の委託を受けて『認知症になっても自分が希望する暮らしが実現する街』を目指し、介護・医療・地域との連携や認知症施策の推進に取り組んでいます。
具体的には
1.認知症の正しい理解の啓発のための活動や市民講座を開催など
2.認知症の人や家族を地域で支える活動を広げるために、認知症カフェの立ち上げや継続の支援、当事者会の開催など
3.関係機関や団体の対応力向上や連携づくりのために、研修会などの企画や開催など
4.若年性認知症の人と家族への個別支援などを行っています。
今まである体制を強化していくだけでなく、新たな社会資源や制度、取り組みを作っていくクリエイティブなお仕事でもあります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
「認知症になっても生きていける自信がついた」と言われたこと 認知症に対する正しい知識と理解を持ち、認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」の養成講座を展開しています。“サポーター”との名前ですが、認知症の人は常に支援される人ではなく、認知症でない人も常に支援する人ではありません。認知症の人も、そうでない人も、一緒に暮らす仲間です。60歳を迎えた人はその後の人生において55%が認知症になるとも言われており、認知症はもはや“自分事”です。認知症サポーター養成講座は“今、認知症の人を支える”ための講座だけではなく、“いつか認知症になった自分を支える”ための講座でもあります。その講座後に「認知症になっても生きていける自信がついた」の言葉は、私の仕事である認知症になっても希望する暮らしが実現する街づくりが体現された言葉だと感じました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
結婚、妊娠、出産を経ても長く続けている女性職員もたくさんいたこと。 社会福祉法人として長い歴史があり、若手からベテランまで幅広い年代の職員が働いていました。その中で結婚、妊娠、出産を経て、子育てをしながら勤めている女性職員も多く、女性が働き続けるロールモデルが存在したことです。実際、私も結婚、出産し、子育てをしながら勤め続けています。また、私は一般大学(栄養学)を卒業しての入職で、やってみたい!の気持ちだけで介護・福祉のことを学ばずに飛び込んだ私でしたが、無資格から始めることに不安がありましたが、働きながら実務を積んで、介護福祉士や介護支援専門員といった資格を取得していく先輩方も多く、キャリアアップへの道筋も見えたことが魅力の一つでした。そして、実際に私は介護福祉士、介護支援専門員を取得。更に社会福祉士の通信課程を卒業し、国家試験を控えているところです! |
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これまでのキャリア |
特別養護老人ホームで介護職員(7年7カ月)⇒居宅介護支援事業所で介護支援専門員(4年5カ月)⇒地域包括支援センターで認知症地域支援推進員(現在・今年で7年目) |