私たちは、お茶どころ静岡県掛川市にあるお茶屋です。大正10年(1921年)にお茶づくりを始め、それ以来ずっと深蒸し茶を作り続けています。お茶の栽培から製造・販売までを一貫して手掛けており、安心・安全でおいしいお茶を国内外のお客さまに提供。農林水産大臣賞のおいしいお茶をはじめ、お茶テイストの新飲料やスイーツの共同開発など、OEMによる商品開発も行っています。
当社は「かねじょう」の商号で、茶園・茶もみ工場、仕上げ加工、そして問屋業を兼ね備えた、他には数少ない生販一体のグループを構成しています。全国各地の有名茶店様から多数の引き合いをいただいており、日本トップクラスの高級茶卸として評価されています。受賞歴も数多く、令和2年度には農林水産祭「天皇杯」(生産部門)と全国茶品評会「農林水産大臣賞」をダブル受賞。また、ITI(国際味覚品審査機構)の評価では連続での三ツ星受賞を達成し、10年で7回受賞した製品に贈られる最高位の「ダイヤモンド賞」を獲得しました。
取り扱い製品は、リーフのお茶からペットボトル飲料用茶葉、食品に使う茶パウダーまで多岐にわたります。営業職は、主にお茶専門店様を対象とした卸売業務やOEM企画営業を担当。製造部と協力しながら、味や香り、外観などをお客さまの求めに応じて折衝・調整します。お客さまに合った商品企画や包材の調達なども行うため、まず入社後は、お茶づくりの現場を知ることから始めていただきます。将来的には、多くのお取引先様、業者様、異なる産地の生産者様ともつながりを持つ非常に重要な役割を持ちます。多くのお茶を扱うことで、味覚を使った茶鑑定などの技術を身に着けていくことになります。
1921年から、茶園とともに歩んできた「かねじょう」100年の歴史。土からこだわった茶園づくりにはじまり、お茶摘みから商品の袋詰めまで、丁寧で責任ある一貫生産が特徴です。150人のお茶生産農家さんとともに、常に新鮮なお茶をお届けできる体制を構築。製造されたお茶は24時間以内に窒素充填して酸化を防ぎ、マイナス25℃の低温冷凍で保管します。きめ細かい焙煎加工や、多種多様なブレンド技術なども「かねじょう」の特徴。世界品質に対応するため、食品工場の国際基準であるFSSC22000も取得しています。社内には製品分析室もあり、専任研究員が製品のおいしさや安全性について、厳しいチェックを行っています。
事業内容 | 茶の製造・卸・販売 |
---|---|
設立 | 1946年 |
資本金 | 2400万円 |
代表者 | 代表取締役 佐々木 余志彦 |
従業員数 | 80名(パートアルバイト含む。うち社員67名) |
売上高 | 40億円(2022年度3月) |
事業所 | 【本社】
静岡県掛川市上内田350 【直売店】 静岡県掛川市上内田389-1 【関連企業】 掛川中央茶業(株)、(株)静岡茶の葉、(株)ティーファームジャパン 綱島園事業部 |
ホームページ | https://sasaki-seicha.net/ |