業種 |
海運
陸運(貨物)/航空/倉庫/その他サービス
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本社 |
大阪
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内航海運から始まった業務は、港湾での輸送・保管業務、陸運、倉庫業務へと拡大。現在では航空貨物輸送、通関代理業務、プラント輸送業務までを取り扱い、海・陸・空を自在につなぐ輸送ネットワークを確立しています。最近では海外へのネットワーク構築にいち早く取り組み、海外への意欲的な物流拠点の展開を行うことで、国際化するニーズに迅速かつ安全・的確に対応しています。
1920年の創業以来、総合物流企業として海・陸・空にわたる強固な複合輸送ネットワークで、多様なニーズに応えてきた当社。現在、大阪港でのコンテナ取扱高は圧倒的なシェアを占めています。そして、海・陸・空の運送手段の組み合わせによる複合一貫輸送を展開し、大陸鉄道利用による海陸一貫輸送の開発も推進。さらに、物流のトータルコーディネイトを目指し、国際複合輸送やプラント輸送などに取り組むとともに、通関手続きや保険代理店業務といったさまざまな輸出入に関するサービスを提供。メーカーや商社などとの連結体制を確立して、荷役から貿易業務までをサポートし、一貫したサービス体制で国際物流をバックアップしています。
当社では、入社後1ヵ月間、業務の基礎知識や社会人としてのマナーを学ぶ新入社員研修を実施。その後、各部署にて1ヵ月の研修を通じて、現場での実務を中心に仕事のノウハウを習得します。配属部署によって必要な知識はさまざまですが、『通関士』という国家資格をはじめ、『危険物取扱主任者』などの資格取得も推奨。特に『通関士』資格取得に関しては、試験にかかる費用及び、教材費を会社がサポートしてくれるので、自己負担ゼロで受験可能。試験にチャレンジする社員を全面的にバックアップしています。また、入社後10年以上の社員を対象に、(財)社会経済生産性本部が主催する「船上研修」へ、毎年10名ほどの社員が参加しています。
当社では、海外物流の需要に対応するため、早くから積極的な設備投資を行ってきました。その一環として、1979年、『テクノポート大阪』の中枢に位置する南港に、21万平方メートルにおよぶビッグスケールのコンテナターミナルをいち早く設立。この南港コンテナターミナルは、さまざまな輸送手段を組み合わせた高度なノウハウと、強力な国内外のネットワークを活かすコア・ターミナルとして、多様な物流ニーズに総合的に対応しています。また大阪・夢州(ゆめしま)にある高規格コンテナターミナルにもバースを確保しており、国内最大クラスとなる20t換算で8,000本のコンテナが搭載できる大型船の荷役業務にも対応しています。
事業内容 | ●コンテナ部門
スムーズな物流をコントロールするため、合理性と機動性を追求した最新のシステムを導入し高度なオペレーションを実現。大阪南港を中心にコンテナターミナルやコンテナ・フレート・ステーションなどの専用優先施設を設け、大阪港におけるコンテナの取り扱いでは圧倒的なシェアを誇っています。 ●国際複合輸送・関連業務部門 物流のトータル・コーディネートをめざし、国際複合輸送をはじめプラント輸送などに取り組むとともに、通関手続きや保険代理店業務など、貿易に関わるあらゆる輸出入業務を提供。国際物流を一貫したサービス体制で強力にバックアップしています。 ●航空貨物部門 東京・大阪の国際空港を拠点に海外主要都市を緊密でスピーディなネットワークで結び海陸空の複合一貫輸送システムによるハイレベルな輸送ラインを構築しています。 ●海運部門 大量輸送の要として長い歴史を持つ船舶輸送。当社はケミカル製品輸送と貨物輸送部門において幅広いノウハウを蓄積。80隻以上の支配下船によって日本における海上輸送をリードしています。また国内だけにとどまらず、海外諸国への配船や運行業務にそのネットワークを拡大、海陸一貫輸送の一翼を担っています。 ●倉庫・港運部門 全国に展開する港湾の恵まれた立地に広大な倉庫群を保有して、膨大な量の各種貨物を安全確実に搬送。機能的かつ効果的な複合一貫輸送実現のため貨物の保管業務のみならず代理店業務や荷役業務などの港湾運送業務を総合的に展開しています。 ●陸運部門 普通貨物だけでなく、タンクローリーや高圧ガス車、セメント撤輸送車などの専用車両も多数保有。独自に開拓した輸送ルートと主要都市を結ぶネットワークを充実することによって、安全性とスピーディさを両立させています。 ●中継タンク基地部門 液体工業薬品類において、海上から陸上へのシフトに欠くことのできない中継タンク基地。当社では主要港と幹線道路とを結ぶ好立地に多数の中継タンクを所有、タンクローリーとの効率的な連携を実践。ケミカルターミナル事業で国内においてはトップクラスの実績を誇っています。 |
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設立 | 大正9年9月28日 |
資本金 | 7億5,000万円(単独) |
従業員数 | 860名(単独) |
売上高 | 757億円(2023年5月期 単独) |
代表者 | 代表取締役会長 溝江 輝美
代表取締役社長 西 豊樹 |
事業所 | 本社/大阪
支社/東京 営業所/神戸、横浜、名古屋、関門、その他全国50カ所 海外/アメリカ(アトランタ)、中国(上海)、シンガポール、バンコク(タイ)、インドネシア(スラバヤ)、マレーシア(クアラルンプール)、ニュージーランド(ホークスベイ) |
募集職種 | 総合職
エリア総合職 一般職 |
モデル年収 | 25歳:460万円
30歳:560万円 35歳:620万円 40歳:780万円 |
沿革 | 1920年
創業者:四宮忠蔵が同志4人と大阪市西区(現・港区)にて港運業を創業 1921年 税関貨物取扱人(現・通関業者)の免許と税関構内人夫営業者(現・指定保税地域の荷役業者)の免許を取得 1941年 辰巳商会を設立 1949年 三菱鉱業(現・三菱マテリアル)と専属契約 宇部曹達工業のカセイソーダ輸送を開始 1951年 日本鉱業佐賀関精錬所の硫酸輸送を開始 1955年 三菱セメントより海上輸送を請負う 1956年 倉庫業の経営許可される 1960年 旭硝子との取引開始 液体硫酸アルミニウムの輸送開始 荒川林産化学工業の大阪港貯蔵所の運営開始 1961年 三菱セメントのセメント輸送開始 1964年 三井化学向け化学薬品のタンクローリー輸送開始 1967年 安治川基地にカセイソーダ用タンク建設 1969年 南港コンテナターミナル始動 1970年 辰巳汽船(現・東南海運)を設立 1972年 セントラル・コールド・ストレージ(冷凍倉庫業)設立 1984年 堺ケミカルターミナル開業 1986年 大阪国際空港に伊丹事務所開設 国際航空運送協会公認貨物代理店の資格を取得 航空運送代理店業を開始 1994年 関西国際空港に関西事務所を開設 1996年 新東京国際空港(成田空港)に成田営業所を開設 大阪商船三井船舶と南港C-2の共同運営開始 2002年 名古屋ケミカルターミナル開設 2008年 三菱商事のタンク中継基地を譲受 2010年 東京国際空港(羽田空港)に羽田営業所を開設 2011年 ティー・エム・ターミナルが当社100%子会社となる 原発事故に緊急対応 2017年 イチゴ生産事業への挑戦 ベトナムの国家プロジェクトに参加 2019年 本社で扱う航空貨物の輸出通関を全て自社通関に移行 2020年 創業100周年を迎える |