株式会社しろみず

産業用タンクの専門メーカーとして設計、工場製作、現地据付工事と一貫した生産体制が強みである当社。エンジニアリング（タンク設計）に特化した企業や施工に特化した企業が多いなか、設計から施工までワンストップで対応できるのが特徴です。タンク設置の検討段階から検証を手がけており、お客様の工場や現場の課題をしっかり把握したうえで設計を行っていける強みを持っています。現在は、球形タンクや低温タンクを主に製造しており、デザイン提案ができるのも当社ならでは。曲げ加工技術が必要とされる球形タンク製造を強みとしており、工場製造と現地施工を組み合わせながら、スピーディで正確な施工を提供しています。

1921年に有水ガスタンクメーカーとして歴史をスタートした当社。2021年に100周年を迎えました。エネルギー貯蔵や発電には欠かせないタンク。石炭、石油、原子力、天然ガスなど、時代によって主力となるエネルギーが変わるように、当社も時代に合わせたタンクを製造してまいりました。今後は「洋上風力発電」関連製品の部材加工や「水素・アンモニア貯蔵」に対応するタンクにも取り組んでいきます。長い歴史の中でお客様から信頼をいただき「タンクのしろみず」として業界での認知度も高くなってきました。また、タンク製造で蓄積した高度な鉄鋼加工技術を駆使し、高炉や熱風炉、風力発電基礎など大型鋼構造設備の製造も手がけています。

私たちがメインでつくるタンクは一人ではつくれないものです。そのため、設計や製造、工事、品質管理など会社全体でチームとなり、一つのものづくりを遂行。さまざまな部署のメンバーとも連携しながら、完成を目指していきます。施工現場では、2～3名の施工管理職と職人20名ほどが活躍。お客様の高い要求や厳しい基準があるため、みんなで一つひとつ確認しながら丁寧に対応していきます。現在活躍中のメンバーは、だいたい入社7～8年ほどで1人前の施工管理へと成長しています。北九州市の若松区以外で働くことがないため(転勤はありません)、地域に密着して働きたいと入社した先輩が多数在籍しており、地域貢献に寄与しています。