皆さん、こんにちは!25卒新入社員でございます!
今回は、【プリプレス部】のご紹介になります!
プリプレス部では、印刷物の絵柄の元となる「版」を作成しています。
版はアルミニウムでできており、薄くて大きな板のようになっています。
この板を印刷機にセットすることによって、用紙に様々な絵柄を印刷することができます。
「大きなハンコを作っている」と考えていただくと、わかりやすいかもしれません...!
プリプレス部での仕事の流れは以下のようになっています。
1、データチェック
お客様から頂いた印刷データのサイズや色の指定などを確認します。
2、面付け
作業指示書をしっかり確認し、パソコン上でDTPソフトを用いて、印刷するデータを版に合わせて配置します。
(ちなみに、配置するページ数は、必ず偶数になります!)
3、校正
刷版機で刷版を出力する前に、確認のためプリンターにて原寸大で印刷し、データの発色や誤字・脱字がないか、面付作業がきちんと正しくできているか、などのチェックを行います。
ときには、このような確認が2回、3回と続くことも……。
この“校正”という工程をしっかりやっておかないと、間違った状態で印刷されてしまうミスにつながり、最悪の場合、再印刷...というようなことにもなるので、この工程はとても大切なのです!
4、刷版
刷版機でアルミニウムの版を作成します。
これらの作業は、専門的な知識・技術を多く含むため、見学で終わってしまうことが多いですが、それらについて口頭での説明や座学、実際の校正で発見した「問題のある」印刷物を見て、校正で具体的に見ている箇所を学んだりと、研修中は考えたりする機会も多いです。
また、上記の作業とは別に、調肉(調色)業務のちょっとした体験を行いました。
調色とは、印刷機で普段使う基本の4色である「CMYK(シアン、マゼンタ、黄色、黒(キーカラー)」では表現できない色(=特色)のインキを作る業務です。
個人的にこの体験では幼少期に絵の具を使う感覚に似ていたので、みなさんも懐かしく感じるかもしれません!
そして、みなさんも気になるプリプレス部の雰囲気ですが、、男女比は8対2ほどで、男性の方が人数は多くなっています。
プリプレス部は、印刷部などと比べ人数が少なく、また印刷機の性能によって面付の位置も変わってくるため、日々大量の刷版を行わなければなりません。
そのため、皆さん真剣でもくもくと作業をされている印象でした!
以上が、プリプレス部についてのOJT研修録でしたが、いかがでしたでしょうか?
次回もまだまた他の部署のOJT研修録は続きます!