皆さん、こんにちは!ウエマツ採用担当でございます!
今回は、説明会でもよく話している「印刷業は受注型産業」ということを改めて、お伝えしていきます。
印刷業は受注型産業です!
例えば、大量のパンフレットを作りたいと考え、印刷会社に印刷をお願いしようとしてる一般企業があったとします。
まず、その印刷案件をどこかの印刷会社が受注します。
そして、その印刷案件は、受注した印刷会社の印刷機で印刷していくのですが、時と場合によっては、他の印刷会社にその印刷案件を依頼することもあるのです。
仕事を依頼された他の印刷会社はさらに、また他の印刷会社に仕事を依頼する...、といったように、下請けの構造があるのが印刷業界の大きな特徴になります。
最近では、印刷会社と名乗っているのに、印刷機を所持していない印刷会社もあったりします。
それは、印刷機を所持するには、リスクがあるから、というのがひとつの理由です。
なぜなら、印刷機は、とても高額ですし、維持費、日々のメンテナンス、修理代といったように、手間もお金もかかるものなのです...。
そう考えると、受注した仕事を他の印刷会社に再依頼して、そこで印刷してもらった方がいいのでは?ということになってきます。
また、印刷機を自社で所持していても、印刷機の数や人員などから、印刷できる量には限りがあります。技術力の点で、自社では印刷できないこともあります。繁忙期は仕事がとても集中するので、物理的に印刷することができなく、仕方がなく他の会社に仕事を依頼することもあるのです。
このように、受注型の産業であるということは、選ばれなければ、仕事はもらえないのです...。
例えば、納期や仕上がり品質や金額がすべて同じ印刷会社が複数あったとしたら、皆さんはどの印刷会社に仕事をお願いしますか...?
もしも、そういった条件が同じなら、一緒に仕事をしたい人(例えば、日々の対応が丁寧な人...親身に相談にのって事情をしっかり考えてくれる人など)にお仕事をお願いしよう!と思ったりしないでしょうか?
ということは、“印刷業は受注型産業だから、キーワードは「人」”になってきます!
そのため、自分はどんな人と働きたいか?どんな人になりたいか?を考えることがキーポイントなのです。
以前、面接を担当する役員に、求める学生の人物像を教えてください、と質問したことがありまして、そのときいただいた解答は、「一緒に働きたいと思った人」でした。
採用担当の私は、中途採用で経営管理部配属として入社したのですが、一番最初にウエマツで教えてもらったことは、「印刷業は受注型の産業だから、人・自分を好きになることが大切だ。だから、いろんな人と話して自己開示をして、世の中には様々な人がいることを受け入れ、自分のことも、一緒に働く仲間のこともどんどん好きになろう!、そうなれるよと良いよね!」ということでした。
この話がウエマツで働いてきた中で断トツで印象に残っています。
(ちなみに、私自身のウエマツ入社の決め手は、「この人と一緒に働きたい!」と思った人がいたから、です!)
ぜひ、皆さんも、どんな人になりたいか?どんな人と働きたいか?を考えてみてください。
ウエマツで働く上ではなく、どの仕事をするときでも、仕事以外で誰かと関係を築いていく上でも、大切な考え方になるのではないかと思っています。
皆さんが就職活動していく上での会社選びのヒントになるかもしれません。
会社訪問をしたとき、接した社員からどんな印象や雰囲気を感じましたか?この人と仕事したい!と思えるような人はいましたでしょうか?
給与休日といった働く条件・ご自身がやりたい仕事内容かどうか、ということも、もちろん重要視することですが、「こういう人がいたから、ここで働いてみたいかも!」という感覚も大切にすると良いかもしれませんね!