これが私の仕事	建築総合設備業。施工品質管理、安全管理、原価管理。客先への設計提案も。某工場で装置冷却システムの構築に携わっています。設備業というと空調・衛生といって、エアコンや洗面器具の取付などの一般的なものをイメージする方も多いでしょうが、工場や病院などの総合設備のシステム作りも大事な仕事の一つです。お客様の求める仕様を聞き取り、方法論をまとめながら具体的な形として提示し、施工していく。簡単にいえばこの繰り返しです。既設の工場は生産装置や装置廻り配管、制御機器が入り組んでいるため、施工図作成段階では現地での事前調査（系統、レベル、仕様確認）がかなり重要になります。それでも施工中には自分の思った通りにならないイレギュラーな事態が発生することがよくあります。それらを如何にして解決し最後の形としてまとめていくかが、この仕事の大きな醍醐味だと思います。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	初めての一人現場での苦境に仲間の応援部隊が！入社3年目で一人現場を任され、施工管理以外の原価管理にも初めて携わりました。まだ不慣れな施工管理に合わせてお客様や業者との折衝も行わなければならないとなれば、実力も時間も足りず悩んだりもしました。お客様からの叱咤激励を受けながら、なんとか引渡し検査直前まで漕ぎつけたところで思わぬトラブルが発生し「どうにもならない！」と挫けかけた時、話を聞きつけた先輩方が県内外から集まり「自分たちを手足として使え」と言ってくださったことをよく覚えています。必死に仕事に向かう自分の姿を見守り、支えてくれる仲間がいてくれることに気付くと共に、大きな安心感に包まれました。やりがい溢れるこの仕事の中で、やりがい以外に私がこの仕事を続けている理由は、いつか私も誰かを支える社員のひとりになりたいと思ったからです。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	業界大手の技術的ノウハウの蓄積が多くあること学生時代は土木分野の研究をしていましたが、土木やインフラに拘らず広い範囲で自分の得た知識を活用できる分野はないかと考えた末、設備業界にたどり着きました。数ある建築会社・設備会社の中からダイダンを選んだ理由は、入社説明会時の現場ならではの楽しいこと、苦しいことの説明の中で「この仕事は残業や休日出勤などの予定外の業務が発生し多忙を極めることもあるけれど、必ずそれをフォローしてくれる人たちがいるから頑張れるんです！」という「正直な言葉」に誠実さを感じたからです。また自分の考えをダイレクトに現場に反映できることも魅力の一つでした。やりたいようにやってみろ。私たちはひとりではなく後ろで見守ってくれる人たちがいるという風土があります。そこが一番の魅力ですね。

これまでのキャリア	建築設備　技術施工管理（現職・今年で5年目）

この仕事のポイント

	施工管理
	日常生活や身の回りで欠かせないモノやサービスを扱う仕事
	臨機応変な対応力が必要とされる仕事
	交渉力・折衝力が身につく仕事
	何事にも粘り強さで勝負する人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

就職活動中は内定をもらうことがゴールと思っていましたが、ゴールはもっとずっと先にあります。焦らずにこれまでの自分、これからの自分をよく見つめて、些細なことでも就職の目的を形作って下さい。きっかけは人からもらうことが多かったように思いますが、私自身もそうでした。「きれいな言葉」よりも自分なりの迷いや悩みも含めた「自分の言葉」の方が、面接では相手に伝わるはずです。自分自身を真剣に見つめる絶好の機会を活かして下さい。