各種工作機械に用いられる金属加工部品の製造を行っています。
当社の最大の特徴は、多品種・少量のオーダーメイド部品に、超短納期で対応できること。
その柔軟性と高品質を頼りに、多くのメーカーから依頼が寄せられています。
さらにIoTの概念をベースとしたものづくり改革にも積極的で
世界標準のスマートファクトリー化をいち早く実現。
生産効率の飛躍的な向上により、技術の幅を広げています。
工作機械の製造では、様々なトラブルが起こります。重要部品が破損したり紛失してしまうと工程がストップし、多大なロスにつながりかねません。こうした時、多くのメーカーに頼りとされているのが、私たち内海機械です。当社では、一品からでも柔軟に対応。しかも納期は従来の半分以下。あらゆる金属加工品製造を超スピードで行うため、ロスは最小限に抑えられるのです。当社がなぜ多品種・小ロットを超短納期で実現できるのか。その要因の一つが、社内製造環境の改革です。5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)や3定(定位置・定品・定量)を徹底し、工場の動きを「見える化」。これらによって稼働率は3割、生産金額で5割アップしました。
お客様のあらゆる要望に超スピードで応えられるもう一つの要因が、「多能工」化したエンジニアにあります。当社は最新鋭の加工機を導入していますが、それらを巧みに活用し、旋盤やスライス、溶接、研磨など各種工程を一人で担えるため、状況に応じた柔軟な対応が可能。誰か一人に負荷を集中させることもなく役割分担できるので、効率がUPするのです。作業効率化によって空いた時間は他のエンジニアのサポートや自己研鑽、また十分な休養に回すなどして、工場全体のレベルアップを図っています。こうした多能工を育成するため、当社では入社1年で10個以上の資格が取得できるよう支援。社員研修やOJT、社外講習なども充実させています。
世界中のメーカー現場で進む、IoTによるものづくり革新。この流れを先取りし、当社でも世界標準のスマートファクトリー化を目指し、システム構築に取り組んでいます。生産の流れを確認する遠隔監視モニターを設置。また各種設備をLANでつなぎ、稼働状況をリアルタイムで把握できるようにしました。生産の滞りなども素早く捉えられるため、すぐに改善できます。またシステム導入により、人力で行っていたアナログな確認作業をする必要もなくなりました。浮いた分のマンパワーを他の工程などに回せるようになり、納期スピードのさらなるアップにつながっています。当社の取り組みは各方面で注目を集めており、全国からの見学者も相次いでいます。
事業内容 | 各種工作機械に使われる金属加工品の製造を行っている当社は
業界から「工作機械メーカーの“駆け込み寺”」とも呼ばれています。 例えば、新規開発の工作機械の試作品を製作する時。 試作品は最低限しか造らないので、機械を構成する部品の数も多くありません。 また、部品の破損や紛失、あるいは仕様の急な変更で 少量の部品が足りなくなった時。 こういった試作や工程トラブルなどによる 「少量でいいんだけど、大至急で部品が欲しい」という状況に対応できるのが 当社の大きな特徴だからです。 当社では、多品種で、しかも一品からという小ロットの部品製造が可能。 しかも納期は従来の半分以下。 「大至急」という要望にも十分な品質で応えられる体制を整えています。 そうした要望に応える製造なので 当社が同じ製品を何度も造る、ということはほとんどありません。 大部分が、一期一会のオーダーメイド品。 多くのハードルがある難しい状況で顧客の期待を超える製品を提供できているのは 自己研鑽を怠らない、多くの「多能工」の存在があるからです。 |
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設立 | 1972(昭和47)年11月1日 |
資本金 | 4980万円 |
従業員数 | 15名(男性10名、女性5名) |
売上高 | 1億4000万円(2019年10月)
1億600万円(2020年10月) 1億4000万円(2021年10月) |
代表者 | 代表取締役 内海和浩 |
事業所 | 本社/広島県府中市鵜飼町743-1 |
沿革 | 1949(昭和24)年
初代 内海敬太郎が織機メーカーとして創業。 1972(昭和47)年 2代目・内海滋之が木工機メーカーとして社長就任。 1992(平成4)年 工作機械に事業を移す。 2007(平成19)年 3代目 内海和浩が社長就任。 2015(平成27)年 ものづくり補助金採択。 2016(平成28)年 ものづくり補助金採択。経営力向上計画採択。 中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業費補助金交付決定。 2017(平成29)年 ものづくり補助金採択。IT補助金採択。 小規模事業者持続化補助金採択。 2018(平成30)年 広島県中小企業家同友会福山支部 "輝け"経営者大賞・大賞受賞。 ものづくり補助金採択。 小規模事業者持続化補助金採択。 2019(平成31)年 ものづくり補助金採択。 小規模事業者持続化補助金採択。 2020(令和2)年 経済産業省 はばたく中小企業・小規模事業者300社 備後地域商工会議所 新事業アワード2019 優秀賞 |