福山熱煉工業株式会社

金属を強くするための「焼入れ」という熱処理技術。それは自動車や建設機械、農業機械、工作機械、ロボット、航空機など、頑丈で安全に動く機械製品に必要な技術です。こうした製品を構成する部品には、用途に応じた強度が求められます。「焼入れ」はそれぞれの製品の安全性や耐久性はもちろん、製品機能そのものを左右する高い品質、また技術力が必要とされる大変重要な仕事なのです。私たちはこうした「焼入れ」の技術一筋で、日本のモノづくり産業を支えてきました。特にギアなどの保安部品においては秀でた技術力を持っています。私たちは「焼入れ」という金属熱処理のエキスパートとして、長年にわたり安定した事業を展開しているのです。

社員ひとりひとりが笑顔になることで、他の社員やお客様、仕入先、家族、地域の方々へと笑顔が広がっていきます。この笑顔の広がりは自然にみんなの“共感”が凝縮したものづくりとつながっていきます。そして、この“共感”のものづくりによって、良い製品を造ることはもちろん、良いものを造ろうとみんなの想いが、造りあげた製品やサービスからあふれ、伝わり、それが更にみんなの笑顔を創りだします。「熱処理を通じ、笑顔がつながり、笑顔がつづく会社」を目指して社員の情熱と知恵と忍耐で力強く成長していく会社です。

金属熱処理業は、金属製品の耐久性を左右するだけでなく、使用される状況によっては人命に関わる大変重要な仕事です。ただ、金属熱処理の出来栄えは外観では分からないため、工程管理、検査をしっかりとやっているお客様から信頼していただかなければできない特殊な仕事でもあります。世間では目立たない「縁の下の力持ち」の仕事ではありますが、世の中にはなくてはならない、地域社会になくてはならない大変重要な仕事です。「地域の機械金属産業の基礎を支え、人々の生活を守り、豊かにする」という重要な使命を担っています。