これが私の仕事	衛生機器部品設計を担当現在は、施設や学校などのさまざまな場所で使われているトイレのウォシュレットで不具合が発生した製品に対して原因の調査から解析、不具合が再発しないようにするための改善を主に行っています。具体的には不具合のあった製品の詳細な情報が届くので、メーカー様に協力いただきながら製品の調査を開始していきます。部品が壊れたりしていないか、寸法が図面どおりに正しく作られているか、機能がしっかり働くかなどの確認や不具合を再現させるためモノを使って検証を行うこともあります。解析がある程度済んだ時点で起きた不具合に対して最終的な対応について報告し、必要に応じて対策検討や実施するまでが一連の流れになります。また、これから新しく開発する製品にもフィードバックを行い、事前に不具合を防止することも私の仕事の一つです。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	今後も記憶に残る良い経験以前に自動車部品の設計も担当したことがあり、その中で自分が設計した部品が形となって目の前に出てきたときはとても感動しました。担当した部品自体は比較的小さくあまり目立たないものでしたが、設計者になりたての私としては一から部品を設計することの大変さや難しさを知ることができた良い経験でした。また、2020年東京オリンピックで登場した自動車の部品も設計を担当させていただき、他の会社では味わうことのできない貴重な体験をさせていただくことができました。残念ながら完成した車両を実際に見ることはできなかったのですが、後に雑誌やネットニュースで取り上げられたこともあり、今後も記憶に残る良い経験です。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	選んだ大きな理由は、業務内容とプライム市場に上場しているという2点子供の頃からモノ作りが好きで、モノを作る仕事に就きたいという思いから就職活動を行っていました。就活開始当初は良い企業になかなか巡り合えず難航していましたが、運良く大学のOBである先輩が会社説明会に来てくださり、お話を聞くととても興味惹かれる内容でした。それからは個別に業務で使うツールの体験や面談などを経て、この会社に決めようと応募して採用していただいたく事ができました。また、プライム市場に上場していることもあり、給与や年間休日数などさまざまな福利厚生があったため、その面も全く不安無く就職活動を終える事ができました。

これまでのキャリア	・自動車部品設計・衛生機器部品設計

この仕事のポイント

	機械・電機・電子機器設計
	日常生活や身の回りで欠かせないモノやサービスを扱う仕事
	慎重さと正確さが問われる仕事
	その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
	新しいモノを生み出す力が身につく仕事
	信念を持って物事に取組むことのできる人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

何を1番大事にしたいかを念頭に置いて就職活動を行うと良いかと思います。
私は何がしたいかなどの細かいところが全く決まっていなかったため、かなり悩みながら就職活動を行っていました。
また、就職か、進学かというところでも迷っていた部分がありましたが、両親や友人にたくさん相談し、自分自身を見つめなおすことで心が決まりました。
悩むことは良いことだと思いますが、悩みすぎは良くありません。
思い切りも大事だと思うので自分を信じて頑張ってください。