おはようございます!
毎日燃えるような暑さが続いていますね。
この先は35度を超えるような猛暑が予想されていますので、
体調管理・熱中症にはじゅうぶんにお気を付けください。
さて、この夏を乗り切るために
皆さんが毎日着るであろう服の色について少しお話しようと思います。
昨日の朝のニュースでやっていたのですが、
着る服の色によって表面の温度が20度以上も違うという実験結果があるそうです。
物体は色によって、太陽から放射されたエネルギーを反射する率が異なる、というのです。
反射されなかった放射エネルギーは、吸収されて熱にかわります。
熱中症のリスクを減らすには、
反射率が高く熱を持ちにくい服の色を選ぶことがひとつポイントなんだそうです。
では、服の色によってどのくらい差が出るのでしょか?
夏の炎天下、色の異なる同素材のポロシャツ9枚を屋外に並べ、
表面温度の経時変化を比較する実験を行っ結果、
白色のシャツが気温と同じ30度なのに対し、
黒色や深緑色のシャツは50度を超え、その差が20度以上になっていました。
9色の温度差は、どのような順番になっていたかというと、
白、黄色がいちばん低く、少し高いのがグレー、赤でした。
紫、青が次に高くなり、緑、深緑、黒がいちばん高温になっていました。
朝の準備をしながら見ていましたが、思わず手を止めてしばらく見入ってしまいました(笑)
この結果から、
気温が上がることが確実な日は黒い色の服を避け、
温度の上がりにくい白いシャツを着て出かけるのがよさそうです。
熱中症対策にはこまめな水分の補給などさまざまな方法がありますが、
外へ着ていく服の選び方でも熱中症対策になることがよくわかりますね。
また、子どもや高齢者が真夏に外出するときは特に、
着せてあげる服の色に注意する必要がありそうです。
紫外線を避けるには黒い色の服がいいとされますが、
熱中症を避けるためには太陽光を受けても温度の上がりにくい白い色の服がよさそうです。
少しでも暑さを和らげるために、服の色も意識してみるのも良いのではないでしょうか?