おはようございます!
毎日暑いというか、痛いレベルの暑さで
これ外出していい気象なのか!?と
すでに心が折れかけている筆者です・・・
まだまだ夏は始まったばかりですので
なんとかこの暑さと戦っていかなくてはいけませんね(笑)
さて、今日7月23日は「米騒動の日」です
1918年(大正7年)のこの日、富山県魚津町の漁師の主婦ら数十人が
米の県外への積み出しを止めて、地元住民に販売するよう集団運動を起こしました。
この運動は全国にまで広がり、米騒動となりました。
1914年(大正3年)の第一次世界大戦後の物価上昇の中で、
都市部の人口増による米不足、
米商人による買い占めや売り惜しみなどにより
米価が急騰しました。
この米価高騰に苦しんでいた魚津町の漁師の主婦ら数十人が
米の積み出しを行っていた十二銀行の米倉庫前に集まり、
県外への積み出しを止めて地元住民に販売するよう要求し、米の搬出は中止されました。
米騒動の影響を受け、世論は寺内内閣の退陣を求め、
寺内内閣は総辞職し、日本で初の本格的な政党内閣である原内閣が誕生しました。
それから、約100年後の今、令和の米騒動が日本で大きな問題になっていますね。
お米が店頭から消え、高騰していくお米の値段。
「令和の米騒動」の原因は、
農業業界全体の生産性低下、インバウンド需要の増加、政府による減反政策等
様々ありますが、異常気象による不作も大きな要因の一つだと言われています
近年は気候の変動が激しく、猛暑や大雨、日照不足、
さらには大型台風の影響も加わり、稲作に深刻なダメージを与えています。
特に2023年の夏は記録的な猛暑に見舞われ、
稲が登熟しきれず、全国的に収穫量が大幅に減少しました。
政府の備蓄米放出や緊急輸入などの対策に加え、
生産量の回復も見込まれてはいますが、
米不足は国や農家だけの問題ではなく、私たち一人ひとりにもできることがあります。
まず家庭での「フードロス」を少なくすることが大切です。
そして、家庭での備蓄米の用意をしておくことです。
家庭での無駄を減らしたり、備蓄を工夫することで、
小さな行動が大きな安定につながります。
コメは日本の食文化の中心であり、国産でまかなえる数少ない主食です。
できることから少しずつ取り組むことが、安心できる未来に繋がっていくのではないかと思います!