おはようございます!
さて、西日本では梅雨明けが発表されました。
関東ではまだ明けていないものの、
気象庁は、この先3か月(7~9月)の天気予報として、
「気温は高め」「日照時間は多め」としつつ、
降水量は東日本で平年並み~やや少なめ、
西日本では平年並み~多めと見込んでいます。
高温で雨が少ないという条件は、水資源にとって厳しく、
単に雨が降らないだけでなく、気温上昇に伴い、
ダムや河川からの蒸発量も増え、水不足に拍車がかかる恐れがあります。
それにより農業にも影響が出ており、
今朝のニュースでも最近の気温上昇と雨量が少ないことから、
野菜の育ちが悪く、取材を受けていた農家さんでは
ピーマンが2割ほどダメになってしまい、トマトは全滅だとの事でした。
「令和の米騒動」とも言われた価格高騰も、高温障害が一因とされました。
とくに8月~9月は稲の穂がつく大事な時期で、
この時期に高温と乾燥が重なれば、白濁米や未熟米などの問題が増えてしまいます。
猛暑と少雨の夏には、水分補給に気をつけながら、節水も大切になります。
参考として・・・
・歯みがき中はコップを使う(12L→0.6Lに削減)
・台所では必要な時だけ蛇口を開閉(5分で60L)
・風呂の残り湯を洗濯・散水に再利用
・節水型のシャワーヘッド・蛇口で30~50%の削減も可能
などの節水で我々ひとりひとりが環境を守っていかなければなりません。
今年の夏、関東を中心に水不足リスクは例年以上に高いと見込まれます。
もしかすると気候変動の影響で、この状態が当たり前になる可能性もあります。
「使いすぎない・ためる・活かす」を意識し、限りある水資源を大切にしていきましょう!