当社は、産業廃棄物処理(廃鉛バッテリー)、非鉄金属原料・貴金属の売買、
鉛の精錬を展開するクリーン&リサイクル企業です。
蓄電池で使用されている鉛は、5年程度で入替が必要になりますが
廃バッテリーをそのまま放置すると環境汚染を引き起こす可能性があります。
そのため弊社は、廃バッテリーを回収して、破壊・熔解・精錬・成型して
JIS規格で純度99.99%の鉛インゴッドを製造を行っています。
2009年に地場企業を100%子会社化して鉛精錬事業に進出した時から、「クリーン&リサイクル」を合言葉にCO2の排出が少ない工場を作ろうと宇都宮リサイクルセンターの新工場建設を取組みました。工場建設にあたっては、従来のコークスを燃料とした熔解炉について、環境配慮されたLNGを使用するイタリア製還元炉プラントを日本で最初に導入。また、精錬炉については従来は重油で加熱していましたが、世界で初めて電気を使用する日本製誘導加熱式精錬炉を設置しました。この最新工場は、世界の鉛精錬会社と比べてもCO2削減では最先端の設備であると自負しております。
当社では、廃鉛バッテリーをはじめとした産業廃棄物の処理や非鉄金属原料・貴金属の売買などを行っています。廃鉛バッテリーの分野では、自動車用・産業用の廃鉛バッテリーを買い取り、極板等の鉛(巣鉛)を原料とし、熔融炉で精錬しています。熔解・精錬し成型された素材は、バッテリーメーカーなどに出荷します。非鉄金属原料・貴金属の売買では、リサイクルにより再生した鉛インゴットを電池メーカーに販売しています。このようにクリーン&リサイクル企業として、循環型社会の形成を推進しています。
鉛の二次精錬を手掛ける企業は全国に数社しか存在していないため、関東甲信エリアにおいてはトップクラスのビジネス規模を誇ります。当社の取引先には誰もが知る大手企業が多く、そのビジネスを“縁の下の力持ち”として支えています。そうした先進的な取り組みや地域への環境配慮が認められ、「宇都宮市リーディング企業」の認定や、「とちぎゼロカーボン企業」表彰へとつながっています。また、経済産業省・日本健康会議が進める健康経営優良法人認定制度においては、「健康経営優良法人」の認定を2023年に引き続き2024年も受けています。
事業内容 | ・鉛の再生精錬並びに加工販売 (JIS認証鉛 (特種)・ソフト鉛・合金鉛)
・非鉄金属並びに貴金属の売買 (銅・真鍮・銀等) ・産業廃棄物処分業 (廃鉛バッテリーの収集・運搬・再生利用の中間処理) ・特別管理産業廃棄物処分業 |
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設立 | 1973年6月5日 |
資本金 | 3000万円 |
従業員数 | 92名 |
売上高 | 38億2000万円(2023年2月実績) |
代表者 | 本郷 忠史(代表取締役社長) |
事業所 | 【本社・平出工場】宇都宮市平出工業団地38-25
【宇都宮リサクルセンター】宇都宮市平出工業団地44-6 【篠井工場】宇都宮市篠井町502-2 【東京営業所】東京都江東区新木場1-8-6 |
沿革 | 1973年6月
田村産業(株)として法人設立してアルミ、鉛の精錬を開始 2007年4月 (株)ダイセキが資本参加 2008年9月 株式会社ダイセキMCRに社名変更。2009年3月にダイセキ100%子会社化 2014年4月 宇都宮リサクルセンター竣工 海外製プラントによる国内初の設備を導入 2023年 栃木県「ゼロカーボン企業表彰」を受賞 宇都宮市「リーディング企業」認定 経済産業省「健康経営優良法人2023」認定 |
主な取引先 | エンジ―ウイッズ(株)、古河電池(株)、GSユアサ(株)、阪和興業(株)
扇谷(株)、日新工業(株)、NTT 東日本(株)、(株)NTTドコモ、N鹿島建設(株) (株)関電工、トヨタL&Fグループ、コマツカスタマーグループ他 |
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