当社は、外用剤を中心に整形外科領域に特化したスペシャリティファーマとして、患者様のニーズに対応した製品を次々と創り出してまいりました。
創業78年の安定した基盤と、積み上げてきた信頼と技術力を武器に、今も患者様のニーズに更に対応すべく研究・開発を行っています。
今後も国内市場の展開を見据え、海外市場においてもシェア拡大を目指し、当社の製品が海外の患者様にも貢献できるよう日々取り組んでおります。
人にとって健康はかけがえのないものですが、健康に恵まれず、病に苦しむ多くの人たちがいます。その苦痛を少しでも和らげ、回復を一日でも早めたいという志を胸に、1945年の創業以来、一貫して優れた医薬品を創り出してきました。企業理念である『医薬品を中心に健康産業を通じて社会に貢献する』のもと、健康で豊かな社会をつくるために貢献したいと考えています。
当社の主力製品である鎮痛消炎外用剤は、膝や腰、肩の痛みやスポーツによるケガ等に使用されます。中でも、患者様のニーズを汲み取って開発された”スチック剤”、”ポンプスプレー剤”(写真左下)は、当社の開発力・技術力を表す特徴的な剤形です。
国内展開では、2005年に、一般用医薬品(ゼノールブランド製品)の販売を大鵬薬品工業(株)へ移管し、更に一部の医療用医薬品については大正製薬(株)と販売提携を行い、市場シェア拡大を図ってきました。海外展開においては、2011年から中国の製薬会社と業務提携を開始しています。国内市場の展開を見据えつつ、海外市場でも更にシェアを拡大し、当社の製品が海外においてもより多くの患者様に貢献できるように取り組んでまいります。
事業内容 | 「医薬品を中心に健康産業を通じて社会に貢献する」という理念のもと、創業以来、整形外科領域に特化した医薬品の研究開発・製造・販売を行ってまいりました。
製品開発においては、創業以来培ってきた外用製剤技術、研究開発力を元に、中長期的視野に立って開発テーマを立案し、多様なニーズに対応した優れた製品の開発を行っております。 主要製品は、貼付剤「ゼポラスパップ」や「ロキソプロフェンNaテープ」を始め、スチック式の「フェルビナクスチック軟膏3%」(固形軟膏剤)や噴霧式の「フェルビナク外用ポンプスプレー3%」等があり、特に「フェルビナクスチック軟膏3%」は鎮痛消炎外用剤の塗布剤市場において常にトップシェアを維持すべく活動を行っています。 主力とする鎮痛消炎剤以外では、骨粗鬆症や慢性疼痛の治療剤(経口薬)等も共同開発し、整形外科領域においてより幅広いラインナップ拡充を図っております。 開発された製品は、製剤研究部門にて量産化を行った後、原料・資材から完成品まで試験検査等でしっかりと品質管理を行い市場へ出荷されます。試験検査等を行う品質管理部門は、製造前の段階から実際に出荷されるまでの各要所で大事な役割を担っています。 また、当社の医薬品を患者様に適正に使用していただくためには、MRから医師等への正確かつニーズに応えた適切な情報提供が欠かせません。 そのため、入社1年目はMR導入教育等でしっかりと基礎知識を身に付けMR試験合格を目指し、2年目より実際に担当エリアを持ち、会社より貸与するMR支援システム搭載のモバイルPCや営業車・スマートフォンを活用し効果的・効率的なMR活動を行なう等、整形外科領域に特化している強みを活かして上司・先輩のサポートのもと経験・ノウハウを蓄積し、薬物治療におけるパートナーとなるべく、日々研鑽していただきます。 近年、社会保障費の伸長により医療費(薬剤費)抑制が継続課題とされ、医薬品業界は厳しい状況におかれていますが、長年築き上げてきた信頼と、蓄積した研究開発力・製造技術力を活用し、患者様の多様なニーズに応えた製品を創り出していくことを通じて社会に貢献し続けられるよう、今後も努力してまいります。 |
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設立 | 1948/12/24 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 380名(正社員:370名、パート社員:10名) |
売上高 | 108億3,200万円(2022年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 緒方 祐介 |
事業所 | 本社/東京都練馬区豊玉北2-3-1
支店/札幌・仙台・信越・東京・名古屋・大阪・広島・福岡(8支店) 工場/静岡(掛川工場) |