いなば農業協同組合

JAいなばは、3つのJA(JA小矢部市・JA津沢・JA福岡町)が1994年に合併し、誕生しました。小矢部市は「メルヘンの町小矢部」として、多彩な観光資源と豊かな自然に恵まれたところです。当組合は、2021年にJA富山中央会より【優秀経営農業協同組合】に選ばれたほどの、健全経営をしていることが自慢です。地域の組合員の生活を豊かにするため、営農・生活指導、共済（保険）・金融、福祉、自動車関連、旅行、葬祭まで幅広い展開を進めてきました。組合員の要望に応えてきた結果、地域のみなさまから理解と評価をいただいています。3月14日(火)と4月25日(火)には、企業説明会を実施します。みなさまのご応募をお待ちしています。

個人農家の高齢化による後継者問題や機械や施設の費用負担問題に対応するため、「集落営農」の育成に力を入れています。個人農家にとって、自分たちの田畑には特に愛着を持っており他人に手を入れられることを好まない方も多い中、共同作業をすることで農機具等の生産コストが抑えられること等を地道にお伝えし、実績を作ることで少しずつ浸透してきました。農家同士がうまく話し合いを進められるように指導員が組合員にアンケートを取ったり、話し合いの場を設けたりして、集落独自の考え方を尊重しながら育成に取り組んでいます。その甲斐もあり、JAいなば管内の有効作付面積が70％と県平均の40％に比較すると有効に土地活用ができています。

色々な人がJAいなばを頼って訪れてこられます。どの事業で働いていても組合員の方からは「いつも頼りにしとんがいちゃ。ありがとう。」などと声をかけていただくことがよくあります。”金融窓口だから保険のことは相談できない。”、”ばぁちゃんの介護の相談は誰にすればいいの？”というようなことがないように、どの職員でも同じように組合員の方の悩み事を聞けるようにしっかりと耳を傾けるようにしています。もちろんそれぞれの専門分野は限られているので、組合内でも円滑に情報を共有し、適切なアドバイスをさせていただいたり、詳しく話ができる担当者の紹介をすることで、点ではなく面での生活サポートを行っています。