株式会社大栄木工は、1947年に創業して以来、木製建具や組子細工などを手掛ける家具メーカーとして今日まで歩んできました。ホテル、旅館、そして社寺仏閣用の製品を得意としており、国立競技場や伊勢神宮、首相官邸など日本を代表する建物に製品を納入しています。また、近年は防火・防災製品へのニーズも高まっており、木製防火扉の製造にも力を入れています。
大栄木工は今から約70年前に秋田県能代市で創業しました。能代市は天然の秋田杉による製剤と輸送港として栄えた土地で、日本の伝統的な建具である障子や襖、組子細工などを手掛けてきました。また、安全性と高級感を兼ね備えた木製防火戸の製造にも力を入れています。当社の木製防火戸は国土交通省認定の「20分耐火」「60分耐火」の性能を持ち、スチールやアルミ製の防火戸では難しい、木ならではのぬくもり感と高級感のあるデザインが特徴です。これからも伝統的な技を生かした建具づくりを通して、安全で美しい建物づくりに貢献していきます。
設計の仕事は、当社が受注した防火戸などの製品を施工するために必要な図面の作図と、それに伴う打ち合わせや現場調査となります。作図にはJWCADを使っているため、経験のある方は歓迎します。当社は全国のお客さまからご依頼をいただくため、打ち合わせや現場調査の際には短期出張があります。普段は能代市の本社で勤務しますが、短期出張で各地の現場に行っていただきます。防火戸や木製建具は、長く使われるものです。安心して使い続けていただける高品質な製品をつくるために、設計図を作る前のヒアリングの段階からきめ細やかなコミュニケーションを取ることも大切な仕事です。
大栄木工は、創業から70年にわたり、障子や格子戸、組子細工といった日本古来からの伝統的な建具を手掛けてきました。また、伝統的な技法を受け継ぎながら、最新の木工技術を積極的に取り入れ、60分耐火の性能を持つ木製防火戸の製造も行うなど、時代の流れに沿った製品づくりを行っています。高い技術力を維持し、次世代に伝えていくため「伝統建具技術保存会」にも所属。伊勢神宮、八坂神社、建長寺などの有名社寺仏閣の保存・修復作業も数多く担っています。今後も文化財修復のプロフェッショナルとして、技術を磨き続け、後世に伝えていけるよう力を尽くします。
事業内容 | 木製建具(ドア等)の製造および、設計・施工
文化財建具の修復・復元工事 |
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設立 | 1980年(昭和55年) |
資本金 | 木製建具(ドア一等)の製造及び、設計・施工
文化財建具の修復・復元工事 |
従業員数 | 37名 |
売上高 | 60,000万円(R4年) |
代表者 | 代表取締役 能登 一志 |
事業所 | ■本社・工場
〒016-0122 秋田県能代市扇田字扇渕12-2(能代工業団地内) TEL:0185-58-3400 |
沿革 | 1947年 創業
1980年 設立 |
ホームページ | https://www.daieimokko.co.jp/ |