社会福祉法人　芳梅会

社会福祉法人芳梅会の設立は1986年。医学博士の故・島田梅子氏の「小規模ながらアットホームな終の棲家をつくりたい」という意思を受け継ぎ、特別養護老人ホーム木津芳梅園を開設したのが始まりです。以来「時代や制度が変わっても“人を想う心”は変わってはいけない」という理想を掲げ、デイサービスや訪問介護などさまざまな事業を展開してきました。人を想う心は、自身のすこやかな心から生まれるもの。利用者様がいきいきと幸せに過ごすためには、職員自身も幸せでなくてはなりません。「ご利用者様と職員にとってすこやかな居場所を目指す」という私たちの理念には、すべての人に優しい場所でありたいという願いが込められています。

介護職員が普段どんな仕事をしているのか、ここでは特別養護老人ホームでの1日を紹介しましょう。朝の仕事は朝食介助から始まります。利用者様を食堂へ誘導し、配膳や介助をしながら体調を確認。日中はレクリエーションや排泄・入浴の介助などを行います。利用者様と心が通じ合ったときの「ありがとう」の笑顔は、職員にとって何より嬉しいもの。夕方、日誌に利用者様の体調の変化やその日の対応などを記録して1日の仕事が終了します。芳梅会では、ICTの活用や介護リフト導入による業務効率化と負担軽減に取り組んでいます。目指すのは、利用者様にも職員にも優しい環境。これからも働きやすい職場づくりを積極的に推進したいと考えています。