業種 |
重電・産業用電気機器
精密機器/プラント・エンジニアリング/金属製品/半導体・電子部品・その他
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本社 |
岡山
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当社は、半世紀にわたり、研削盤を中心とする開発・設計・製造・販売・サービスを行ってきました。
最新の3Dモデリングや構造解析等を導入しベテランから若手へ高い技術・技能を継承しながら
多様なお客様のニーズに合った製品をタイムリーに提供しております。
住友精神と住友重機械の経営理念の下、当社にしかできない技術を活かし新たな技術開発・
生産革新を行い、日本のモノづくりを支えていきます。
人々の生活に欠かすことができない機械製品。工作機械はさまざまな機械製品やそれらの部品を生み出すための機械のことをいい、マザーマシンともいわれています。当社では平面研削盤とクーラントシステムの分野で、自動車産業や半導体産業をはじめ、あらゆる製造現場に製品を提供してきました。当社が生み出した製品を通じて「お客様の生産性向上」「環境負荷の低減」「働く方々の作業環境改善」につながることは、私たちにとってこの上ない喜びであります。社会環境が変化しても、私たちはそれに挑戦し、人と環境にやさしい工作機械を提供し続けることで、社会貢献を果たしていきたいと考えています。
平面研削盤はミクロン単位の高精度かつ高機能を実現することができることから、オーダーメイド仕様でトップメーカーのものづくりを支えてきました。ハイエンドの製品を手がけることができるメーカーは世界的にみても珍しく、当社の技術力が世界トップクラスであることを表しているといえます。クーラントシステムの「マグネットセパレーター」は、独自の磁場解析技術に基づくマグネット配列で抜群のスラッジ回収性能を実現するだけでなく、ランニングコストダウンと作業環境改善に貢献することから、国内No.1のシェアを獲得しています。当社固有の技術を大事にしながら、今後も技術にこだわり、お客様の期待を超える製品を提供し続けていきます。
高精度かつ高機能を実現する平面研削盤は、製造過程の中で “キサゲ”と呼ばれる手作業を行い、最終精度を創り上げています。この特殊技術を一人前に習得できるようになるまでには10年以上かかるといわれていますが、当社では熟練技能者の「匠の技」を伝承する活動を行っています。クーラントシステムの製造現場では、日頃から技術・生産システムの改善活動や作業者スキルの平準化・多能工化に取り組み、製品の品質向上や原価低減を進めています。社員がお互いに対話を重ねながら、学び合うことで、「匠の技」を守りながら、日々の改善活動に挑んでいます。
事業内容 | 工作機械、クーラント装置、精密コンポーネントの開発・設計・製造・据付・販売、
修理・メンテナンス並びに輸出入 ●工作機械 各種精密平面研削盤、立軸多面研削盤 ●一般機械 放射光設備 、超精密工作機械 NC 化およびレトロフィット ●クーラントシステム クーラント処理装置、切粉処理装置 ●ISO9001 対象商品:研削盤の設計及び製造、据付及びアフターサービス、 クーラント処理装置の設計及び製造、切粉処理装置の設計及び製造 ●ISO14001 住友重機械工業 (株) 岡山製造所として取得 |
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設立 | 2000年10月2日 |
資本金 | 3億円 (住友重機械工業 (株) 100%出資) |
従業員数 | 140名 |
売上高 | 35.8億円(2023年12月期) |
代表者 | 代表取締役社長 古川 竜治 |
事業所 | ■本社・工場
岡山県倉敷市玉島乙島8230番地 住友重機械工業 (株) 岡山製造所内 ■営業所 (精密機械事業) 東京/東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 大阪/大阪市北区中之島2-3-33 大阪三井物産ビル ■営業所 (クーラントシステム事業) 東京 /東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 名古屋/愛知県名古屋市東区東桜1丁目10番24号 栄大野ビル 大阪 /大阪市北区中之島2-3-33 大阪三井物産ビル |
沿革 | ■精密機械(研削盤)事業の沿革
1960年 浦賀玉島ディゼル工業 (株) 産業機械部門 において 東芝機械 (株) と技術提携し、KPL (当時) を製作開始 1960年 浦賀重工業 (株) 設立 1969年 住友重機械工業 (株) 設立 1974年 米ブランチャード社と技術提携し、RSB(当時)を製作開始 1984年 米ブランチャード社と技術提携満了 RSB→SVR 発売 1983年 切粉処理装置の製作開始 1986年 超精密機 KSX、コラム型 KSH 発売 1989年 東芝機械 (株) と技術提携満了 KPL→KSL 発売 1993年 クロスレール固定型 KSL-F 発売 2000年 住重ファインテック (株) 発足 ■クーラント処理装置事業(旧オーツカ機器)の沿革 1956年 クーラント機器の製作開始 1983年 切粉処理装置の製作開始 2000年 アルミ専用クラッシャーの製作開始 2002年 新型マグネットセパレータ「ファインマグ」販売(グッドデザイン賞受賞) ↓ 2003年 住重ファインテック (株) とオーツカ機器 事業統合 2006年 住友重機械ファインテック株式会社 社名変更 |