百貨店「西武」と「そごう」の運営。
商事事業、海外事業。
私たちが、もっとも大切にするのは「今までにない提案」です。お客さま自身も気付かなかった「想像を超えた自分」に出会っていただく。しかも時代に合った方法で。私たちのご提案で、お客さまの表情が、またたく間に明るくなる。その瞬間に立ち会うために、私たちは心を尽くすのです。
2009年より、各店で「こども靴 下取りコーナー」を常設。お客さまから使わなくなったこども靴をお預かりし、公益財団法人ジョイセフを通じてザンビア共和国の子どもたちにお届けしています。これまでお預かりした靴は累計で110万足を超えました。こどもたちの足を寄生虫病や破傷風から守るとともに、こども靴を配布する際、母親たちには安全な妊娠や出産・育児についての教育も実施しています。また、日本から輸送する際に使われたコンテナは、妊婦さんたちのマタニティハウスに改装され、安心して出産できる環境つくりにも貢献しています。この取り組みが、企業の社会貢献活動を表彰する「第18回 企業フィランソロピー賞」を受賞しました。
そごう・西武では、2022年よりAIカメラを活用した来店顧客の行動分析を行っています。入店客数や性別・年代といった属性データに加え、フロア間の移動履歴(位置、買い回り順序、滞在時間)を把握することで、潜在ニーズの分析を進めています。この仕組みをもとに、品ぞろえや店舗レイアウトの改善を目指しています。たとえば、「京都名匠会」という催事では、購買客の6割が50代・60代である一方、来店客の3割近くが30代以下であることが判明。若年層がより楽しめるよう抹茶スイーツや映える商品を取り入れるアイデアが生まれました。食品フロアの改装や催事内容による神流変化を分析し、購買率と客単価を高めるよう活用を進めています。
事業内容 | 百貨店業 |
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設立 | 2009年8月1日、株式会社そごう・西武設立
*そごう創業:1830年(天保元年)、初代十合伊兵衛(そごう いへえ)が、創立の基となる“大和屋”を大阪坐摩神社近くに開業 *西武創業:1940年(昭和15年)、株式会社武蔵野デパート設立 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 496,342百万円(23年2月期) |
従業員数 | 4,335名(2023年2月末現在) |
代表者 | 取締役 執行役員社長 田口 広人 |
事業所 | 店舗(西武池袋本店、そごう横浜店、そごう千葉店、西武渋谷店、そごう大宮店、西武所沢S.C.、そごう広島店、西武秋田店、西武福井店、西武東戸塚S.C.)
商事事業部(公共ソリューション営業統括部・東日本営業統括部:東京都豊島区、名古屋営業所:愛知県名古屋市、西日本営業統括部:大阪府大阪市、九州営業所:福岡県福岡市) 本部(東京都豊島区) |
平均勤続年数 | 23.7年(2023年2月末)
男性:26.2年 女性:20.0年 |
役員及び管理職における女性の割合 | 取締役 12.5%(8人中1人)
執行役員 15.4%(13人中2人) 役員全体 13.0%(23人中3人) 部長級 10.9%(165人中18人) 課長級 15.4%(195人中30人) 係長級 47.2%(163人中77人) 係長級以上合計 23.9%(523中125人) (2023年2月末) |
新卒採用者数(過去3年間) | 2023年度入社人数 39名(男性10名 女性29名)
2022年度入社人数 29名(男性10名 女性19名) 2021年度入社人数 37名(男性08名 女性29名) |