これが私の仕事 |
民間航空エンジンのマニュアルメンテナンス 私は現在、民間航空機エンジンで使用される整備手順の作成業務を担当しています。
航空機のエンジンは取り下ろされた後、「分解→部品洗浄→検査→修理→再組立→試運転」を経て再度航空機へ搭載されます。整備マニュアルはこの「分解~試運転」までの手順を示したものです。
マニュアルは英文による手順とイラストから構成されていますが、世界中の整備士が読んで安全かつ効率的に整備作業ができるように、正確でシンプルなものである必要があります。
このようなマニュアルの作りこみは一筋縄でいかないことも多いですが、携わったマニュアルは、航空機の安全な運航とエンジンの整備作業を支えるために毎日のように世界中で使われます。空の安全を守る一翼を担っている実感と、責任感を感じることのできる仕事です。 |
|
だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分の作ったマニュアルが世界中の人に使われることを実感できる エンジンのマニュアルは、世界中の現場から閲覧が可能なようにWebポータルに公開されています。そこに自分が編集したマニュアルやイラストが実際に載っているのをはじめてみた時には、何とも言えない嬉しさと達成感がありました。
また、整備手順については現場から様々な意見やコメントを頂くことがありますが、その中で自分が作成した文章やイラストが抜粋されているのを見かけると、本当に世界中の人に自分の作ったものが使われているんだというのを実感することができます。頂いたコメントへの適切な回答のための調整や検討は大変ですが、自分のした仕事が実際に活きていることを実感する機会の多い仕事であるのが、とても良いところです。 |
|
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
航空機エンジンのカスタマーサポートができる 就職活動を始めるまでは航空業界をはじめとした重工業で工場(現場)以外の部門というと、研究開発や設計、製造がピックアップされがちなイメージがありました。しかし、会社説明会回りをしている中で出会ったIJSでは、実際に現場で使われている航空機エンジンの運用サポートを行う業務がある事を知りました。
大学、研究機関なども行っている技術の研究開発や、多くの企業が参画する設計、製造部門とは異なり、実際に航空機に搭載されているエンジンのマニュアルを整備し、エンジンの運用をサポートすることで空の安全に貢献する仕事ができる会社はそう多くありません。まさにここでしかできない航空業界の仕事があると、非常に強い興味と魅力を感じたので、IJSを選びました。 |
|
これまでのキャリア |
2020年4月 入社 航空エンジン総括部 エンジンサービス部 プロダクトサポートグループ 配属 |