一般財団法人日本海事協会ニッポンカイジキョウカイ

一般財団法人日本海事協会

船舶、海洋工学、造船、環境、検査・認証機関、海外
業種 海運
団体・連合会/機械設計/その他サービス
本社 東京、千葉
インターンシップ&キャリアの評価(-件)
  • 総合評価
  • -
  • 評価が高い項目
  • -

先輩社員にインタビュー

機関部
安代 和司(26歳)
【出身】早稲田大学大学院  基幹理工学研究科 機械科学専攻 卒
【年収】非公開
これが私の仕事 船舶に搭載する機器の設計図面を審査する
造船所や機器メーカーから提出される、船舶へ搭載する機器の設計図面を審査することが主な業務内容です。
例えば、私が担当する機器のうち、液化ガス(LNGやLPG)を貨物とする船に搭載する機器では、タンクや配管、ポンプ、圧縮機、バルブ、ガス燃焼機器(エンジンやボイラー)、計測機器や警報装置等の機器について、機器の構造強度や仕様材料の他に、船舶内の配置や接続系統等の図面が提出されてきます。
それらが当会の作成する規則や、国際条約であるSOLAS条約のIGCコードなどに適合しているかという観点で審査しております。
数十メートルから数センチ程度の大小様々な機器に関する図面について、造船所やメーカーの特徴を把握しながら審査できるのは「業界内で審査を担当する」当会故の特徴ではないかと思います。
 
だからこの仕事が好き!
一番うれしかったことにまつわるエピソード
船舶業界の最先端な技術に関わる業務
近年、地球温暖化対策としてCO2排出量が少ないLNGやLPG、CO2を排出しない水素やアンモニアが石油からの代替燃料として注目を浴びており、船舶業界では代替燃料船の他、エネルギー資源の乏しい日本ではそれらを運搬する船も注目され、造船プロジェクトが立ち上がっております。
私は液化ガスに関連する機器を扱っているため、LNGやLPGを燃料とする船や、水素を運ぶ船のプロジェクトにも関わる機会があります。当会でも技術的知見が少ない場合には、造船所や機器メーカーより求められる技術的アドバイスへの回答に時間を要することもありますが、入会直後より業界の最先端な技術に関われることをとても嬉しく思います。
また、所属する部で扱うプロジェクトが、後に新聞で公表された際に、改めて業界の最先端な技術に関わっていることを実感します。
 
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由  ここが好き 船舶に搭載する機器の多様さ
日本の基幹産業である海事産業内で、船舶に搭載する多様な機器に関われることに惹かれて入会しました。
島国である上に、エネルギー資源のほとんどを輸入に頼っている日本にとって、船舶による海上輸送は貿易に不可欠な輸送手段です。
加えて、船舶に搭載される機器には推進に関わるエンジンやギア、操舵機の他に発電機、ボイラー、揚錨機、航海機器、近年の排気ガス規制関連でSOxやNOxの除去装置等、様々な機器を搭載します。
当会では、各職員が入会時より図面審査等にて複数の機器に関わることができる点を主な理由で入会を決めました。
私は機関部に配属されてから1年未満ですが、高圧タンク、ボイラー、揚錨機、バラスト水処理装置、液化ガス関連機器の図面審査と、多種多様な機器に関わっています。
 
これまでのキャリア 技術部(1年間)⇒機関部(現職・今年で1年目)

この仕事のポイント

仕事の中身 日常生活や身の回りで欠かせないモノやサービスを扱う仕事
仕事でかかわる人 その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

企業選びの中でも、「職場の雰囲気に合うか」を判断することも大事だと思います。
十年単位の長い期間で勤務することを考慮し、良好な人間関係を築けるかも判断材料に入れるべきと考えます。
興味がある企業がありましたら、できるだけ多くの社員と会って話し、一緒に働きたいか、自分もその雰囲気に混ざることができるか判断してください。
説明会や企業のHPからは「職場の雰囲気」や「一緒に働きたいと思える社員がいるか」はわかりません。

一般財団法人日本海事協会の先輩社員

海外拠点の人員管理を通して、世界屈指の船級協会を支える。

人事部(取材時)
高橋 秀比古
学習院大学 法学部法学科

船舶のデザインの「安全性」を審査する

船体部(取材時)
坂上 元樹
東京大学大学院 工学系研究科システム創成学専攻

ヨーロッパ地域の顧客への営業、サポート、新規顧客開拓、etc.

ロンドン事務所(取材時)
白木 大輔
熊本大学 工学部 機械システム工学科 修了

船舶の安全と海洋環境の保全をバックヤードで支える仕事

経理部(取材時)
田中 直子
上智大学 法学部国際関係法学科

船舶の検査業務

尾道支部(取材時)
谷本 憲治
大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 船舶海洋工学コース

シンガポール事務所の運営管理、東南アジア・オセアニア地域の事務所の支援

シンガポール事務所(取材時)
安田 俊介
早稲田大学 第一文学部

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