業種 |
医療関連・医療機関
団体・連合会/福祉・介護
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本社 |
愛知
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JAグループの一員として愛知県下に8つの病院を運営し、医療・保健・福祉を提供しています。公的医療機関として一般診療に加え、救急医療、高度先進医療、へき地医療、災害医療などの民間医療機関では提供することが難しい医療を担っています。
8つの病院:安城更生病院/渥美病院/江南厚生病院/海南病院/豊田厚生病院/稲沢厚生病院/足助病院/知多厚生病院
高齢化が進み医療需要が高まるなか、国は持続可能な医療を提供していくために「病院完結型医療」から「地域完結型医療」へ転換を進めています。具体的には、地域の医療機関が役割分担を行い、地域全体で必要な医療を提供していくことを目指しています。JA愛知厚生連は、それぞれの地域で行政や医療機関・介護施設と連携しながら、一般の医療機関では担うことが難しい救急医療を中心に、地域の特性に合わせた医療を提供しています。
8病院の総病床数は3,514床であり、県下最大の病床数を持つ医療グループです。全病院が実施する救急医療では、全体の救急搬送件数が年間約4万件となっており、愛知県内の約1割を担っています。またコロナ禍では、発熱外来、入院受け入れ、ワクチン接種などを行い、感染症医療においても重要な役割を果たしてきました。愛知県内で人口の少ない地域の基本医療を提供する病院から、高度な医療を広範囲に提供する病院まで網羅しています。
将来にわたって地域医療を守り抜くために、職員一人ひとりが自ら行動できる「自律型人材」の育成に取り組んでいます。新入職員教育では、OJTとOFF-JTを組み合わせ、「自律型人材」になるための基礎固めを行います。また、段階別到達目標を用いた育成プログラムに沿って、比較的年齢の近い先輩から1対1できめ細かい指導を受けながら業務を行うので、確実に成長することができます。
理念 | 私たちは、受ける側の立場に立ち、
医療を中心とした活動を通して地域住民の安心感の確保を図るとともに、 医療・保健・福祉のあるべき姿を追い求めます。 私たちのルーツは、大正時代の島根県の農村にあります。医療の行き届かない地域の農家の人たちが、お金を出し合って小さな診療所を開設したのが始まりです。愛知県内でも人口の少ない郡部や山間部に病院や診療所が設立され、第二次世界大戦後にJA愛知厚生連に受け継がれました。現在では広く対象を広げ、地域のみなさんがいざという時に安心できる医療・保健・福祉を提供しています。 |
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事業内容 | ●医療事業
愛知県下に8つの病院を運営しています。公的医療機関として救急医療、がん診療、周産期医療、へき地医療、災害医療、感染症医療を担っています。 ●保健事業 病院併設型の健康管理センターを運営しています。病気の早期発見・早期治療を目的に一般的な健康診断から高度な医療機器を用いた専門ドッグまで幅広いメニューを提供しています。 ●高齢者福祉事業 介護老人保健施設や訪問看護ステーションなどを運営しています。住み慣れた地域で生活できるよう各種介護サービスを提供しています。 ●看護師養成事業 安城更生病院、江南厚生病院、豊田厚生病院に看護専門学校を併設し、看護師の養成を行っています。 |
設立 | 昭和23年8月14日(登記)
昭和23年8月15日(事業開始) |
出資金 | 42億4,437万円(令和5年4月現在) |
従業員数(正職員) | 6,842人(令和5年4月現在)
●事務職 650人 ●医師 702人 ●看護職 3,558人 ●医療技術職 1,351人 ●その他 581人 |
事業収益 | 1,374億円(令和4年4月から令和5年3月末実績) |
病床数 | 3,514床(令和5年4月現在)
●一般病床 3,390床 ●療養病床 55床 ●精神病床 51床 ●感染症病床 18床 |
代表者 | 代表理事理事長 宇野 修二 |
事業所 | <本部>
●JA愛知厚生連(長久手市) <病院> ●安城更生病院(安城市・771床) ●渥美病院(田原市・316床) ●江南厚生病院(江南市・684床) ●海南病院(弥富市・540床) ●豊田厚生病院(豊田市・606床) ●稲沢厚生病院(稲沢市・250床) ●足助病院(豊田市足助地区・148床) ●知多厚生病院(美浜町・199床) |