当協会は、長崎県内で債務保証業務を担当する公的な保証機関で、長崎県や県内の市町、農協等からの出資で成り立っています。職員は、日々債務保証を希望する農業者の保証審査、取扱融資機関の折衝など、さまざまな債務保証手続きに従事しています。債務保証業務を私たちが担うことで目標に向かって頑張っている農業者の方などをサポートし、長崎県の農業振興と地域の発展に寄与しています。
長崎県農業信用基金協会は、1962年に「農業信用保証保険法」に基づき設立されました。主な事業は、農業者向けの債務保証であり、農業者が円滑かつ迅速に必要な資金を借り入れられるよう支援しています。農業者が融資機関から資金を借り入れる際、通常は保証人や担保が必要です。しかし、保証人の確保は難しく、その負担も大きいものとなります。この課題に対処するため、当協会は保証人となり、農業者が円滑な借り入れを実現するお手伝いをしています。これにより、農業者は柔軟かつ迅速に資金調達が可能となり、経営において安定感を得ることが可能です。当協会は地域経済において不可欠な存在として、安定的な農業環境の構築に寄与しています。
総合職として、信用保証審査、債権管理・回収、総務などの多岐にわたる業務を担当します。融資機関からの債務保証申込の審査や保証委託契約の締結など、債務保証のための各種手続きを行うのが主な業務です。契約が成立した後は、返済状況をチェックし、完済までしっかり管理します。なお、事情やむなく代位弁済に至った場合は、求償権の管理回収を行います。農業に限らず、家の購入や生活費といった幅広い用途に対応しているため、農業や金融に関する専門知識だけでなく、広範な業務知識を身につけることが求められます。
保証業務は、お客さまの申込書類や融資機関からの報告を基に審査を行うため、柔軟かつ的確な判断が求められます。はじめは慣れない業務に戸惑うこともあるかもしれませんが、経験豊富な先輩からのアドバイスや研修を通じて着実に成長できます。人とのつながりが重要となるため、相手の立場を考慮でき、聴く力がある人が活躍しています。周囲と協力し合いながら問題解決に取り組む姿勢が重要です。未経験からでも着実にキャリアを築ける環境で共に成長していきませんか。
事業内容 | 債務保証業務 |
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設立 | 1962年3月
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資本金 | 54億3000万円(2023年3月現在)
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従業員数 | 14名(2023年3月時点)
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保証残高 | 1206億4600万円(2023年3月時点)
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代表者 | 会長理事 山川 重幸
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事業所 | ■事業所
長崎市出島町1-20(長崎県JA会館7階) |