◆矢島工業は、『開発・提案型メーカー』。
与えられた課題ではなく、新しい道を切り拓く『提案力』とは――◆
富士重工業(株)の協力会社として磨かれてきた金属加工技術。
部品をつくるのはもちろんだが、取引先から言われたものをそのままつくるだけでは、
当社に未来はない。
培われた知識と経験を武器に、『提案』でも頼られる会社。
これが私たち矢島工業のあり方です。
◆【1P】始まりは戦後復興に湧く1951年。日本の自動車産業がようやく復興の兆しを見せ始める中、矢島工業は産声をあげた。富士重工業(現:SUBARU)の協力会社として『ラビットスクーター』の部品生産を開始したのである。 ◆【2P】富士重工業とは町工場だった当社へ部品発注があったことから関係が始まった。リアカーを引いて納品に行ったのも良い思い出だ。徐々に開発の相談も受けるようになり要望に応える中で信頼を得た。一方で技術の進歩に合わせ何度も変革期を乗り越えてきた。その度に会社は強くなり、現在ではプレス加工による自動車機能部品の生産が主力。スバル車だけでなく他メーカーからの引き合いも多く、強固な地盤を築いている。
◆【3P】業界最先端の技術力を持つ当社。これを今最も表しているのが、超ハイテン材(超高張力鋼鈑)のプレス加工だろう。強度はそのままに板厚を薄くできる為、軽量化された部品の量産を可能とした。これは全国でも製造できる企業はごく少数。当社の主力製品となっている。 ◆【4P】技術を活かして取組んでいるのが、『開発・提案型メーカー』として加工技術を進化させていくこと。今求められているのは、取引先から言われたものをつくるだけでなく、要望に合わせてより良い提案ができる企業なのだ。最先端の技術を駆使し、取引先の強力なパートナーとして共に新しい製品をつくる。これが仕事の面白いところだ。
◆【5P】未来へ向けて取組んでいるのが軽くて強いカーボン樹脂の研究。燃費が問われる今、エンジン性能の向上と共に注目されているのが車体の軽量化だ。スポーツカーでは既に導入されているが、一般車への応用に向け研究を進めている。 ◆【6P】更なる飛躍を遂げるためには可能性に満ちた『人財』が不可欠だ。当社では改善提案制度を設け、より良い会社にするための意見を社員が出す。例えばスキャナー導入やシステムの合理化等、小さなことでも社員の意見で会社が変わる。社員達には会社づくりに携わってもらえることを期待している。 ◆【7P…?】次のページはまだ白紙。社員と共に今後の矢島工業を紡いでいく――。
事業内容 | ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
活躍の舞台は、世界。 「価値ある製品」「プラスの提案」で道を切り拓いていく! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 主に扱っているのは自動車関連部品。 モータースポーツ用アフターパーツ(SYMS-シムス-)の開発・製造も 行っており、世界に価値ある製品を発信している。 また、私たちの技術力は更なる発展をみせている。 自社内に検査施設があるという強みを活かし 検査が厳しい医療用器具の開発・製造にも取り組み、 医療機関と連携して、より良い医療現場づくりにも携わっているのだ。 次は、何に取り組もうか。 矢島工業の挑戦は、これからも続いていく――。 【事業内容】 ◆自動車用板金加工部品(プレス・溶接・組立)の設計・開発及び製造 ◆自動車関連用品の設計・開発・製造及び販売 ◆炭素繊維強化プラスチック(カーボン樹脂)製品の製造 ※ISO14001、ISO/TS16949取得 |
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設立 | ~創業 1934年~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 当社の前身は『矢島自動車修理工場』。 その名の通り、町工場として自動車修理を請負っていた。 ~設立 1951年~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 当時日本は戦後復興に湧き、高度成長期に向かおうとしていた頃だった。 経済の発展と共に、自動車産業もようやく復興の兆しを見せ始め、 正にこれから、という時代に『矢島工業株式会社』として スタートを切ったのである。 |
資本金 | 8300万円 |
従業員数 | 252人(2024年4月現在) |
売上高 | 70億円(2023年実績) |
代表者 | 代表取締役社長 横山淳 |
事業所 | 【本社】 群馬県太田市新野町944 |
関連会社 | ・矢島エンジニアリング株式会社
・矢島エンジニアリングタイランド ・矢島エンジニアリングベトナム ・YAJIMA USA Inc |
主要取引先 | ・株式会社SUBARU様
・株式会社小松製作所様 ・日本発条株式会社様 ・しげる工業株式会社様 ・株式会社エイチワン様 ・株式会社IHIエアロスペース・エンジニアリング様 |