これが私の仕事 |
県税の徴収業務を通して、財源を支える仕事 滞納になった県税の徴収業務を担当しています。具体的には窓口や電話での納税相談に応じたり、財産の差押えなどの処分、換価事務を行っています。 滞納者の実情を勘案する一方、「どうすれば早期徴収できるか」も考えて多方面からアプローチします。時には滞納者のご自宅や法人所在地へ臨場したり、関係者への調査を行うこともあります。一見困難な案件でも、完結までたどり着いた時には達成感が感じられます。 財産の差押えというと、怖い仕事という印象を持たれると思いますが、差押えを通して納税に対する意識を変えていただくきっかけになることもあります。 もちろん、地方税法等の専門的な知識が求められますので、研修に参加したり、担当する案件ごとに資料を調べてみたりと、知識を深めながら業務を進めています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
コロナ渦での滞納整理に携わったこと 新型コロナウイルスの流行が始まった直後に、県税事務所へ配属されました。毎日多くの納税相談が寄せられ、新設された猶予制度の案内と審査に苦戦しました。 当時は税務の知識が全く無く、ひたすら右往左往していましたが、上司や先輩職員にご指導いただき、少しずつ対応する事ができるようになりました。その中で、相談者から「よく分かったよ。ありがとう。」と言葉をいただいたことは特に印象に残っています。与えられた業務をどう進めるかは担当に委ねられる部分も大きく、責任を重く感じることもあります。最初は手探り状態でも、日々の積み重ねが自分自身を成長させてくれると感じています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
県民の方々の生活を支える仕事ができる 就職活動を始める前から、多くの人の生活を支える仕事をしたいと考えていました。学生時代にインターンシップやボランティアを通して、地方自治体が行う事業に関わる機会があり、地方自治体の仕事に興味を持ちました。市町村等の基礎自治体を受けることも検討しましたが、「市町村だけでは手が届かないところをカバーできる」「地域のまとめ役」という広域自治体の役割と、県外出身の私には大都市の部分と、山・海等の地方的な部分を持つ神奈川県で働くことに魅力を感じました。職員は県内出身者が多いイメージ、印象がありましたが、実際に説明会に参加し先輩職員から、「県外からの志望者も歓迎しており、実際に県外出身者の職員も在籍している」と伺い、ここで働いてみたいと強く思うようになりました。 |
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これまでのキャリア |
雇用労政課(庶務、管理等の業務を担当)(3年間)→神奈川県税事務所(現職・今年で4年目) |