これが私の仕事 |
公共インフラの計画、設計、工事発注、維持管理まで 私は現在、新設の道路整備に向け、関係機関との調整や設計を行う仕事をしています。道路は数kmにも及び、そのスケールの分だけ重たい課題に直面することもありますが、地域の方からの「道路ができるのを楽しみにしている」という期待の声に一日も早く応えられるよう、課題解決に向けて調査・設計コンサルタントの方と打合せをしたり、関係機関と調整を重ねたりしています。幅広い知識が必要ですので、日々自己研鑽が欠かせませんが、いつかこの仕事の成果が地図として残ったときに私自身も大きく成長していると思うと、やりがいを強く感じます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
縁の下の力持ちとして、暮らしの安全・安心を支える 自分の仕事が「暮らしの安全・安心を守っている」と実感できたときです。入庁して一箇所目に配属された職場は、河川工事を担当する土木事務所でした。その当時、他県では大雨による河川の氾濫被害等が多発しており、河川の近くにお住いの方から不安の声が事務所に寄せられることが多くありました。県としても、一刻も早く河川の流下能力を上げることが重要であると捉え、まずは長い年月を経て河川の中に堆積してしまった土砂を取り除くことに尽力しました。土を取る、という一見単純そうに見える工事でも、一筋縄ではいかない現場が多く、上司や施工業者等と相談・試行を重ねながら工事を完遂させました。住民の方から「雨の日も安心して眠れるようになった」と感謝の電話をいただいたとき、大変嬉しかったのと同時にこの仕事の意義を感じました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
幅広い分野で活躍できる 就職活動を開始する際、私は都市計画を専攻していたので計画分野に興味はあったものの、設計や工事にも関わってみたいという気持ちもあり、その一方で就職後に「他の分野にすれば良かった」と後悔したくない、何とも優柔不断な学生でした。しかし、「人のためになる仕事がしたい」という気持ちは一貫して持っていたので、公務員を志望していました。その中でも、神奈川県の土木職は工事の計画から工事後の維持管理まで幅広く関わることができ、さらに3~4年置きに部署が異動する制度によって、道路・河川・公園・水道等、多岐にわたるフィールドで働くことができることに興味を持ちました。OBの説明会では、「多くの経験ができるから土木のプロフェッショナルになれる」と力強い後押しがあり、働く決め手となりました。 |
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これまでのキャリア |
平塚土木事務所 河川工事の部署(3年)→ 本庁 道路工事の予算を管理する部署(3年)→横須賀土木事務所 新設道路工事の部署(現職・今年で3年目) |