半導体材料等のデジタルソリューション事業を基盤とし、ライフサイエンス事業を第二の柱と位置づけています。企業理念「Materials Innovation ― マテリアルを通じて価値を創造し、人間社会(人・社会・環境)に貢献します。」に立脚し、マテリアルが生み出す新たな可能性を追求し、社会に貢献することを目指します。
※2024年6月をもって上場廃止いたしました。大胆かつ中長期的な戦略投資を進めて参ります。
JSRは「Materials Innovation マテリアルを通じて価値を創造し、人間社会(人・社会・環境)に貢献します。」という企業理念のもと、化学の可能性を追求し、素材で人間社会に貢献するために、研究開発/製品製造/事業経営などのすべての面で常に新たなチャレンジを進めています。
JSRは、エラストマー事業で培った技術力を活かすことで、半導体材料、ディスプレイ材料などの「デジタルソリューション事業」でグローバルトップ製品を数多く展開し、情報電子機器の高機能化も牽引しています。また、個別化医療のための研究・診断やバイオ医薬の創薬・製造など医薬分野の最先端ニーズをとらえた「ライフサイエンス事業」も中核事業の1つです。
当社では、若手社員にも重要な仕事を任せる場合がたくさんあります。そして十分に実力を発揮できる能力を育てるためにCDPと呼ばれる人材育成制度があります。CDPは、入社後10年間で複数の部署を経験させた上で、本人の適性と将来的な育成方向を見極める制度です。未だ先の見えない経済状況の中でも、さらなる飛躍を支えていただくべく、「与えられた仕事を着実にこなすことはもちろん、より意欲的に自己研鑽に努め、ゆくゆくは会社の運営にも携わっていただけるような人財」をJSRは求めています。
設立 | 1957年12月
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資本金 | 23,370百万円(2023年3月31日現在) |
代表者 | 代表取締役 CEO 兼 社長 エリック ジョンソン |
従業員数 | 連結7,994名 (2023年3月) |
事業所 | 本社 : 東京
研究所 : 四日市、筑波、東京、川崎 工場 : 四日市、千葉 海外 : アメリカ、ベルギー、中国、韓国、台湾 他 |
沿革 | 1957年 日本合成ゴム(株)設立
1960年 四日市工場稼働開始 1997年 社名をJSR(株)に変更 2012年 JSRライフサイエンス(株)設立 2017年 JSR・慶應義塾大学医学化学イノベーションセンター(通称JKiC)設立 2021年 JSR Bioscience Informatics R&D center(通称BiRD)設立 Inpria Corporation(EUVリソグラフィ用メタルフォトレジストの設計・開発・製造)を完全子会社化。 2022年 エラストマー事業をENEOS株式会社に譲渡。 2023年 優良な子育てサポート企業として「プラチナくるみん」に認定。 2024年 「健康経営優良法人2024(大企業部門)」に認定される。【2022年、2023年連続認定】 |
企業理念 | Materials innovation マテリアルを通じて価値を創造し、人間社会(人・社会・環境)に貢献します。 |
経営方針 | 私たちJSRグループは、意思決定と活動のフレームワークを構築し、個々人の判断の拠り所となるべく基準として経営方針を定めています。持続的成長を続ける為の普遍的な経営方針としての「変わらぬ経営の軸」と社会の一員としての責任を表した「ステークホルダーへの責任」という2つの軸により構成されています。
【変わらぬ経営の軸】 ○絶え間ない事業創造 絶え間ない大きな社会ニーズの変化に対し、必要なマテリアルも変わり続けます。JSRは今ある事業にとどまることなく、常に新たな事業を創造することで、社会ニーズの実現に貢献し、持続的な成長を達成します。 ○企業風土の進化 変わり続ける社会ニーズへマテリアルを通じて応え続けるために、人材・組織は常に進化し続けます。自身の良き風土を維持しながらも新しいものを取り入れ、進化するエネルギーに富んだ経営と組織を築き続けます。 ○企業価値の増大 マテリアルを通じて事業機械を創出し、企業価値の増大を目指します。そのためには、顧客満足度の向上と社員の豊かさの向上を重視し続けます。 【ステークホルダーへの責任】 ○顧客・取引先への責任 JSRグループの全顧客・取引先に対する責任です。 ○従業員への責任 JSRグループ全社員に対する責任です。 ○社会への責任 我々が生活し、働いている地域社会、更には全世界の人間社会に対する責任です。 ○株主への責任 株主全体に対する責任です。 |
売上高 | 2021年3月期 連結:446,609百万円 単体:210,480百万円
2022年3月期 連結:340,997百万円 単体:260,987百万円 2023年3月期 連結:408,900百万円 単体:137,952百万円 |
事業内容 | 【デジタルソリューション事業】
高分子材料の開発で培った技術を活用し、半導体チップの製造工程で不可欠な各種の「リソグラフィ材料」「化学的機械的平坦化(CMP)材料」「先端実装材料」、液晶ディスプレイ(LCD)や有機ELなどフラットパネル・ディスプレイ(FPD)の製造に用いる各種の「LCD材料」「新規FPD材料」、光ファイバーのコーティングや3次元造形に用いる「紫外線硬化樹脂」などを提供しており、グローバルにトップレベルのシェアをもつ製品が多数あります。 【ライフサイエンス事業】 個別化医療のための研究・診断やバイオ医薬の創薬・製造など医療分野の最先端ニーズをとらえた「診断試薬材料」「バイオプロセス材料」および幅広い医療用品の製造に用いる各種の「メディカルポリマー」をグローバルに提供しています。 【合成樹脂事業】 多様なABS製品は、柔軟な製品設計の技術力により生み出され、複数のポリマーの特徴を組み合わせたユニークな特徴を持っています。無塗装での外観の良さを発揮する樹脂や、硬度の高い製品の開発など、樹脂製品の開発と部品設計に取り組んでおり、世界中のユーザーに高品質な製品を提供しています。 |
事業別売上高比率(連結) | デジタルソリューション事業 【41.7%】
ライフサイエンス事業 【30.9%】 合成樹脂事業 【23.4%】 その他事業 【4.0%】 (2023年3月期) |
主な経営指標 | 自己資本比率 【46.5%】
売上高営業利益率 【7.2%】 ROE 【4.3%】 (2023年3月期) |