やさい屋さんの苦情はどんなところから生まれると思いますか。
要因を考えるとき異物混入や、残留農薬などを考えがちかもしれませんが、
実際は、もっと身近なちょっとした事での鮮度劣化が一番苦情が多いです。
特に夏場の収穫が多い青森県の野菜は、梅雨や台風の多い時期、気温の上がりやすい時期に
収穫しています。
皆さんの身近な「だいこん」では、冷蔵庫から出して、出荷までの間に長く夏の気温にさらされ
再度冷却されることで黒ずみが出ることもあります。
雨の多い梅雨の時期のだいこんはみずみずしくパンパンです。
乱暴に置いただけで弾け割れます。
"温度管理に気を使って素早く出荷作業を行う。"
"やさしく商品を扱う"
このちょっとしたことが鮮度劣化や汚破損を防ぎ美味しさにつながっていきます。
どんなことでもちょっとしたコツがあるように、
細かい要所を抑えられるスマートなビジネスマンになりたいですね。