これが私の仕事	発電所、変電所等の構造設計、構造検討発電所や変電所等の電力施設の構造設計を主に行っています。建築の設計は意匠・構造・設備がありますが、私が担当している構造設計は建物の部材の大きさや架構の組み方等を考える非常に重要な仕事です。また、構造設計業務とは別に構造検討業務も行っています。構造検討業務とは、定期点検での機器の取り換えやアンテナの増設などの影響で荷重が増加する場合、現状の建物の構造健全性を検討する業務です。プログラムを使用して構造解析を行ったり、手計算で検討を行ったり検討方法は様々です。特にプログラムを用いる場合は、情報を入力さえすれば結果が得られてしまうため、その結果だけを信じてしまいがちですが、得られた結果だけを鵜呑みにせず、なぜこの結果が得られたのか、本当に正しいのか等、自分で考えることを意識しています。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	どんなに些細なことでも褒められたとき構造設計業務では、構造計算書と構造図を作成する必要があります。構造計算書とは、建物の概要や計算の方針・内容・結果等をまとめ、建物が十分な構造耐力を有し、安全であることを確認するものです。この計算書は過去の物件を参考にしたり、上司の打ち合わせでの説明を必死にメモしたり、規準書で調べたりしながら文章を書いていきます。過去の計算書の通りに書いている部分も多いですが、全く同じ建物を設計することはなく、計算条件も異なる場合もあるので、自分の表現で書かなければいけないところが出てきます。その時、たった一つの文章でも「この表現はいいね」と褒められたのが一番嬉しかったです。文章を書くのが仕事の全てではないですが、どんなに些細なことでも褒められたり認められたりすると仕事に対する充実感が得られると実感しました。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	恵まれた環境で自分のやりたいことにチャレンジできる学生時代は建築構造の研究に所属しており、構造設計がしたいと思って就職活動を進めていたところ、先生に弊社を紹介していただきました。その後、社員の方から実際に話を聞いたり、自分で調べていく中で、地元である九州で働けること、福利厚生の制度が充実していること、研修や教育に力を入れているところが魅力的に感じ、弊社を選びました。また、電力関連の建物だけでなく、民間や官公庁の建物の設計も今後増やしていこうとしており、大規模な建物の構造設計に関わることができる点からも、恵まれた環境で自分のやりたいことにチャレンジできると考えたため、弊社を選びました。

これまでのキャリア	建築構造設計(現職・今年で1年目)

この仕事のポイント

	建築・土木技術者
	生活基盤や社会インフラを作り上げる仕事
	特定のお客様と長いおつきあいが続く仕事
	その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
	臨機応変な対応力が身につく仕事
	ヒトの気持ちを理解し、相手に合わせた対応がとれる人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

就職活動を進めていく中で、周りの人が内定をもらい始めてきて焦ってしまうことがあるかもしれません。適度な危機感を持つことは大事ですが、必要以上に焦って自分が目指していたものや本当にやりたいことを見失い、迷いがある状態で会社を決めてしまうと入ってからが辛いと思います。もしも、自分がやりたいことがあるけど、就職活動がうまくいかないときは、ギリギリまで粘ってみてもいいかもしれません。そうすると思いがけずチャンスが回ってくることもあると思います。