業種 |
機械
金属製品/輸送機器/自動車/精密機器
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本社 |
東京
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いかに効率よく、段取りよく、機械を動かせるか。それが当社の
「提案するものづくり」です。
自動車、航空機、医療機器、ロボット、半導体製造装置、農機、楽器など、生活に必要なもの、生活を豊かにするものを切削加工するしくみを独自の発想で開発。
造ったしくみは3000種以上。機械設計エンジニアとして社会に貢献していると実感できる仕事です。
創業から88年。長くて、新しいものづくりの会社です。
長年に渡り蓄積された豊富なデータベースを基に最短の方法で設計し、難しかったり、解らないことがあったら経験豊富なベテラン設計エンジニアに直に指導してもらえたり、様々な経験談を聞いたり細かなコミュニケーションが取れる環境があるので設計エンジニアとして速く成長できます。当社に直結する工場で自分が設計したものが形になっていく現場の製造工程の中で細かに教えてもらい、完成したものの動きを見て確認できるのも設計エンジニアとしての成長に繋がっています。若くてもいろんな大きな仕事を任せてもらえる満足感があります。アイデアをかたちにし、新しいものを創り出し世の中に貢献していることを実感できる仕事です。
当社が開発した治具クイックチェンジ方式・ベビーカンガルーシステムはそれまで3時間かかった切削加工治具(加工時に動かないように固定する装置)の交換をプッシュイン&プルアウトするだけの簡単操作で3分で交換、精度の高い位置決めを可能にした特許製品です。働く人の労働時間を短縮することができ在庫を作らない多品種生産に対応可能な画期的なシステムとして世界中の様々な分野の製造現場に取り入れられています。また熟練の技術者の経験と勘が頼りだった超薄肉素材の高精度切削を可能にした「予圧サポート」(理研と共同開発)は航空機等の先端分野の製品開発に使われています。新しいものを生み出し、さらなるイノベーションを続けます。
今までにない新しいものを創り出す発想力、技術力、そして推進する力が当社の強みです。これは創業から88年の間に蓄積された熟練の技術者たちの「勘、コツ、経験」という暗黙知のスキルを次世代に伝えるために暗黙知を「デジタル化」し、データベースとして活用できるように「見える化」して引き継いできた成果です。入社1年目の設計者でもこのデータベースを活用し、アイデアを広げ、新たな製品を開発することができます。私たちは、この先端技術と匠の技の融合により新たな価値を創造し、それを次世代に継承してしていきたいと考えています。熟練の技術者も意欲溢れる若手もその知恵と力で「進化を続けるものづくり」へ挑み続けます。
事業内容 | ○切削加工治具システムの開発・設計・製作
○加工システム及びbaby Kangaroo Systemの開発・設計・製作 〇切削加工治具システムのソリューション ○3Dモデルの制作 ○マシニングセンタ運用支援業務 |
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創業 | 1935年3月1日 |
設立 | 1955年7月1日 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 35名(2024年1月現在) |
売上高 | 5億7百万円(2023年7月期) |
代表者 | 代表取締役社長 大神田佐敏 |
事業所 | 本社工場 ;東京都足立区足立2丁目21番2号
八潮工場 ;埼玉県八潮市木曽根664 |
取得特許 | 【Baby Kangaroo System】
・日本: 特許第5155854号 ・USA: No.US7,640,642B2 ・EU : No.2025452 ・中国: China Patent No.ZL 2006 8 0054527.6 【予圧サポート】 ・日本: 特許第4248817号 ワークのビビリ振動抑制方法及びワークのサポート装置 ・日本: 特許第4411291号 ワークのビビリ振動抑制方法及びワークのサポート装置 ・USA; No.US7,462,093,B2 WORKPIECE SUPPORT METHOD ANDWORKPIECE SUPPORT DEVICE ・日本: 特許第4490227号 ワークサポート装置(エアー型予圧サポート装置) ・日本: 特許第4572083号 予圧サポートとこれを用いた薄肉部材の超精密加工方法 (独立行政法人理化学研究所との共同特許) ・日本: 特許第4914652号 予圧サポート応用・4点基準平均化機構 ・日本: 特許第5002646号 クランプ装置 |
主な取引先 | ・トヨタグループ各社
・日産自動車グループ各社 ・ホンダグループ各社 ・いすゞグループ各社 ・スズキ(株) ・川崎重工業(株) ・(株)IHI ・(株)IHIエアロマニュファクチャリング ・(株)IHI回転機械 ・三菱重工業(株) ・ヤマハ(株) ・京セラ(株) ・クボタ(株) ・(株)井関松山製造所 ・日野自動車(株) ・パナソニック(株) ・日立オートモーティブシステムズ(株) ・ジャトコ(株) ・DMG森精機(株) ・オークマ(株) ・OKK(株) ・(株)牧野フライス製作所 ・広島アルミニウム工業(株) ・(株)安川電機 ・イビデン(株) |
株主構成 | オーケイエスホールディング(株)100% |
関連会社 | OKS DesignTech Inc.
フィリピン、設計/3Dモデリング 現地採用のみ(日本からの出向はなし) |
沿革 | 1935年 大神田工具製作所を創立。
1990年 株式会社オーケイエスに社名変更。 2002年 海外向け販売開始。予圧サポートを開発。 2004年 治具クイックチェンジ方式 Baby Kangaroo System開発。エアー型予圧サポートを開発 2005年 CAD/CAM連動システム構築。予圧サポートとこれを用いた薄肉部材の超精密加工技術を開発(独立行政法人理化学研究所との共同開発) 2007年 フィリピンにOKS DesignTech Inc.設立。 2008年 Baby Kangaroo System FRONT SLIDE PACKAGE販売開始。予圧サポートの米国特許を取得 2009年 予圧サポートの国内特許を取得。足立区ワークライフバランス認定企業第1号に認定 2010年 Baby Kangaroo Systemの米国特許を取得。予圧サポートとこれを用いた薄肉部材の超精密加工方法の国内特許を取得。(独立行政法人理化学研究所との共同開発) 2010年 Baby Kangaroo SystemのEU4カ国(ドイツ、イギリス、スイス、イタリア)特許を取得。 2012年 予圧サポート応用・4点基準平均化機構の国内特許を取得。Baby Kangaroo Systemの中国特許を取得。クランプ装置の国内特許を取得。八潮工場開設。 Baby Kangaroo Systemの国内特許を取得。 2015年 治具3Dデータベース500種類完成。 2017年 次世代に向けたBaby Kangaroo AGVシステムを開発。 2020年 Baby Kangaroo Systemクレーンレスシステムを開発。 2021年 カーボンファイバー3Dプリンター導入。軽量で剛性に優れたパーツを製造開始。 ロボット用小型Baby Kangaroo Systemを開発。 協働ロボット用Baby Kangaroo System BKS-FSCを開発。 |