紙のリサイクルに携わり続けて、120年!
不要になった古紙などを溶かし、100%リサイクルによって段ボールや紙筒の原紙を製造しています。
なかでも紙筒の原紙では、日本トップクラスのシェアを確立。
紙のリサイクルという景気の変動に大きな影響を受けない事業であり、業績も安定。
45年以上も黒字・無借金経営を継続し、前期の賞与では月給の7.5ヶ月分を支給しました。
小さな会社ですが足腰の強い会社です。
1976年度より47年もの間、黒字・無借金経営を継続してきた当社。事業所は大阪の都心に近い1ヶ所のみで従業員数は130人程度の会社規模ですが、確かな技術でユーザーニーズに応え、少数精鋭による高効率生産を実現。社員一人当たりの生産高は業界トップクラスです。こうした独自の強みを武器に、これからも地域社会の発展・地球環境の保全に貢献しながら、200年企業を目指して堅実に歩み続けていきます。
当社の製品は不要となった段ボール等を原料とした100%リサイクル製品です。その製造過程でも自家発電で発生した蒸気の利用、排水処理設備での水の循環利用等のエネルギー削減を行っており、環境にやさしい生産体制を確立しています。また、現在は、2050年に向けて実質的なCO2排出量ゼロを目指しています。持続可能な社会の実現のため、今後も地球環境に配慮した事業活動を行っていきます。
事業内容 | ◆段ボール中芯原紙及び紙管原紙の製造・販売
使い終わった段ボール箱等の古紙を溶かし、それを原料として新たに段ボール中芯原紙及び紙管原紙を製造する「地球環境に優しい都市立地型リサイクル企業」を目指しています。 ◎中芯原紙とは… 段ボールの表裏の紙の間に挟まれている波型に成形された部分の原紙のことで、この中芯原紙により段ボールの強度、クッション性が決まります。 ◎紙管原紙とは… 紙や布、糸等の巻き芯やポスター、図面等を丸めて収める紙筒の原紙のこと。 食品保存用ラップを巻いた芯をイメージしていただくと分かりやすいと思います。 |
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設立 | 設立/昭和4年(1929年)1月 |
資本金 | 1.1億円 |
従業員数 | 130名 |
売上高 | 157億1100万円(2022年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 沼田 淳 |
事業所 | 本社/〒532-0031
大阪府大阪市淀川区加島2丁目2番1号 |
沿革 | 明治36年 4月 広島県福山市において田中八九郎が福山製紙所を創業し、塵紙製造を始める
昭和 4年 1月 福山製紙株式会社に社名変更し、資本金2百万円とする 昭和25年 6月 段ボール中芯原紙の抄造を開始 昭和31年 1月 丸紅飯田(現丸紅)株式会社と資本提携し、 現在地(大阪市淀川区加島)に大阪工場を建設 昭和33年 7月 資本金5千万円とする 昭和34年 1月 福山工場の抄紙設備一切を大阪に移し、 本社も現在地へ移転 昭和36年 2月 紙管原紙その他板紙の抄造を開始 昭和46年 10月 資本金1億円とする 昭和48年 7月 【5号抄紙機設置】 平成 2年 12月 コ・ジェネレーションシステムを導入 平成 6年 5月 【NN抄紙機設置】 平成12年 6月 ISO14001認証取得 (※平成31年4月認証取り下げ 独自の環境活動を継続中) 平成14年 4月 【N2抄紙機設置】 平成15年 4月 創業100周年を迎える 平成19年 4月 コ・ジェネレーション4機の内、1号機を更新し5号機とする 平成25年 12月 コ・ジェネレーション4機の内、2号機を更新し6号機とする 平成26年 4月 第8倉庫設置 平成28年 12月 産業廃棄物のRPF(固形燃料)化設備設置 平成31年 3月 隣接地約22,000平方メートル取得 (取得後敷地合計約59,000平方メートル) 令和 4年 2月 資本金1.1億円とする |
主要株主 | 丸紅株式会社 |
関連会社 | 加島技研株式会社 |