業種 |
自動車
輸送機器/半導体・電子部品・その他/機械設計/機械
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本社 |
静岡、東京
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ソミックグループは、ボルトやナットを造る小さな鍛冶屋から始まり、この地に根付いて100年あまり。先人の夢をつなぎ、今ではグローバルに様々な事業を展開しております。主力製品の自動車部品「ボールジョイント」は国内トップ・世界3位のシェアを誇り、現在は自動車部品に限らず、非モビリティ領域の新規事業(AI、IOT、ロボット開発など)に注力しております!次の100年に向けて、更なる挑戦を続けていきます。
2022年、ソミックグループは、変化の激しい時代への適応するべく、私たちが未来に向けてどう変わっていくべきかという指標を示す「パーパス」と「アイデンティティ」を新たに策定いたしました。パーパスとアイデンティティは企業の未来を見据え、時代の変化に応じて軌道修正が可能な中長期的目標です。パーパスは「社会にどう貢献すべきか」を、アイデンティティは「どういう存在であるべきか」を示しています。これらを言語化する為に、経営陣から若手社員まで沢山の方が関わり、ソミックの価値について対話を重ねてきました。引き続き社内での対話の場や、行動する機会を設けることで、事業活動や従業員1人ひとりの仕事に反映させていきます!
当社はものづくりのまち・浜松を拠点に、100年以上にわたって事業を展開してきました。創業当初は、織機向けの根角ボルトとナットを造る、小さな鍛冶屋でしたが、技術力を磨き、人と地域とのつながりを大切にすることで、世界6カ国に展開するグローバル企業に成長することができました。ソミックグループが手掛ける、「ボールジョイント」と「ロータリーダンパー」は、ともに世界でも有数の技術力から生み出されています。また、繊維業界でも、アスキー社の織機向けテンプルを手掛ける国内でただ一つのメーカーとなりました。今後も、ソミックグループにしかできないものづくりを追求し、オンリーワンの存在となることを目指していきます。
100年の歴史ある既存事業の進化にとどまらず、自動車部品領域を超えて、新規事業の創出を図っております。現在は、[1]社会問題を解決する自律走行ロボットの開発、[2]東大発ベンチャーNABLAS(株)とのAI技術を活用した外観自動検査の導入、[3]センサー技術を活用した故障予知システムの開発など、様々な挑戦を行っております。この他にも新事業創出に向けて、積極的に投資しており、複数のアイデアが同時進行させている状況です。私たちソミックグループは、既存事業の進化と、新規事業創出の両側面から社会課題の解決にアプローチしていき、この先の持続可能な社会へ貢献して笑顔をつないでいきます。
事業内容 | 自動車部品(ボールジョイント他)開発・設計・製造・販売 |
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事業所 | 本社工場 〒435-8560 静岡県浜松市南区古川町500
(国内:浜松市・磐田市に5拠点) |
仕事例1 | 設計開発【車のステアリング/サスペンション部品の設計開発】
ステアリング部品は車の「走る、止まる、曲がる」の機能を果たす重要な部品で壊れてしまうと重大な事故につながってしまいます。そのため、製品設計においては、製品強度・コスト・生産性など、「ものづくり」に関わる要素すべてを考慮し、最適な仕様を導きます。最終的にはお客様の要求性能を満足する製品を提案します。仕様決定後は図面を作成し、試作品を製作します。その後評価を実施し、評価結果の妥当性を検討し開発を進めていきます。 |
仕事例2 | 試作・評価【ステアリング/サスペンションボールジョイントの強度、耐久性の評価】
お客様からの要求に対して満足するボールジョイントを提案すべく、様々な要素から予測し実験評価までを行います。様々な車種の開発評価ができるのは、国内シェア1位だからこそです。 |
仕事例3 | 生産技術【ラインの自動化を目指した要素技術・工法開発】
製造ラインの自動化の一貫として、人による目視検査を自動化するために、AIを用いた外観検査機の開発を行っています。社内で導入されたことのない設備を形にしていく必要があり、運用ルールや動作プログラム等を作っていくために、社内外問わず様々な人と協力しながら仕事を進めています。 |
仕事例4 | 生産技術【射出成型用金型の設計・製作】
射出成形は金型を用いた成形法の一つ。プラスチックを加熱して溶かし、金型に送り込んだ後、冷やすことで製品形状を作ります。射出成形用金型の設計、製作など。金型の出来栄えが製品の精度を左右します。 |
仕事例5 | 生産技術【将来を見据えた要素技術・工法の開発】
当社のものづくりを支える技術力向上のため、安全・品質・環境・コストに優れた最先端の工法及び工程の開発を行っています。 効果や実用性を確認する為の試作・評価を、各部門や外部の様々な方との連携を通じて、まだ社内で実装されていない技術を生み出していきます。 |
仕事例6 | 先進技術開発【AI 技術を用いた外観検査設備の開発、導入支援】
従来の外観検査工程は人による目視のため、肉体的、精神的な負担がおおきく、習熟度や体調の影響で品質のばらつきが出てしまう大変な仕事です。そこで人への負担を減らしつつ、品質を一定に保つことができるようにするため、最先端の AI 技術を取り入れた画像判定による外観検査設備の開発をしています。特に検査対象製品の画像で正常品、不良品の判定をする AI の開発とカメラ制御ツールを用いた制御ソフトウェアの開発を行っています。 |
仕事例7 | 先進技術開発【汎用性・優位性のあるセンサーのシステム開発】
優位性があるものの使い方が難しいセンサーをどのように使用して、どんな分野で活躍が見込めるのかを検討。活躍の見込める分野を決定して、ポイントを絞りながらどんな機能が必要かを考えて、システム開発を行います。また、新規事業への取り組みとして、マイコンを用いた組み込みシステムのものづくりをしています。 |
仕事例8 | 品質保証【新規製品生産準備業務からお客様不具合対応まで品質に関わる幅広い業務】
品質保証は、新規製品の生産準備から、製品納入後の不具合対応業務まで品質に関わる幅広い業務です。品質保証は『警察官』とよく表現されます。それは生産における最後の門番だからです。安全に走る車を実現する為に生産フェーズにおいて製品の安全性を検査・保証しています。 幅広い業務の為、製品/カーメーカー様で担当を振り分けています。 業務上、多くの部署との関わりが多くコミュニケーション能力、思考力が求められる機会もあり、製品、工程、等の幅広い知識が必要となります。 |
仕事例9 | 営業【車を生産する上で欠かせない、重要保安部品の国内・国外セールス】
国内外問わず、お取引先(カーメーカー様)へ新規品、既存品の営業を担当。新規品の場合、お取引様からの要求事項を社内へ展開し、各部からの打上げを価格へ反映し、交渉を行います。既存品の場合は、過去から今日まで生産してきた中で、当社内で発生している困り事を価格へ反映し、交渉を行う場合もあります。お取引様の困り事を聞き、議論・解決へ導くために指揮をとることもあります。 |
設立 | 2018年7月(創業 1916年) |
資本金 | 3,000万円 |
従業員数 | 1,805名(2023年4月現在)
※グループ全体で約7000名 |
売上高 | 1000億円(グループ連結、2022年時点) |
代表者 | 代表取締役社長 斉藤 要 |
沿革 | 1916年 創業 機械部品およびボルト・ナット類の製造開始
1937年 自動車部品の製造開始 1974年 トヨタ品質管理賞優良賞を受賞 1989年 独レムフェルダー社と米国に合弁会社BACを設立 1991年 創業75周年 ソミック石川へ社名変更 1994年 中国に合弁会社SSACを設立 1995年 インドにSSLを設立 1997年 タイにSSMCを設立 2000年 米国に合弁会社WTIを設立 2001年 フランスに合弁会社SEACを設立 インドSCFLに資本参加 2003年 中国に独資会社STACを設立 2008年 中国に合弁会社TSHAを設立 2009年 米国のBACとWTIを統合し、SAIを設立 2012年 インドネシアに合弁会社PT.SOMICを設立 インド合弁会社をSZCLに社名変更 2014年 中国に独資会社SSESを設立 2016年 創業100周年 磐田市上神増に豊岡工場完成 2019年 下野部工場(磐田市)を建設 2021年 グループ事業再編により、(株)アスキー・(株)テクノファーストのボール ジョイント事業を統合、ダンパー事業を分社化 |
ホームページ | https://www.somic-group.co.jp/
https://www.somic.co.jp/ |