東京国税局

東京国税局は、国税庁の地方支分部局として、1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・山梨県)の税務署を管轄しています。２～５年毎に転勤がありますが、管轄内には84署の税務署が所在しているため、転居を伴う転勤はほとんどありません。

税のスペシャリストとして、その知見を駆使し、断固として不正を許さないという正義感をもって、納税調査や徴収、査察等の事務を遂行します。「国税調査官」は、納税義務者である個人や会社等を訪れて、適正な申告がされているか、調査・検査を行うとともに、申告に関する指導などを行います。「国税徴収官」は、定められた納期限までに納付されない税金の督促や滞納処分を行い税金を徴収するとともに、納税に関する指導などを行います。「国税査察官」は、裁判官からの許可状を得て、悪質な脱税者に対して捜索・差押えなどの強制調査を行い、刑事罰を求めるため検察官に告発します。

和気あいあいとした雰囲気の職場で、分からないことは周りにすぐ聞ける環境です。研修制度が充実しており、会計学や税法を勉強したことがない方も、研修を受講することで十分対応できます。また、ワークライフバランスの確立を重視し、有給休暇取得を積極的に推奨するとともに、ライフステージに合わせた働き方を支援しています。育児休業取得率は女性職員が100％、男性職員は約90％となっています(2021年度実績)。