業種 |
食品
農林
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本社 |
山形
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【山形の“うまい”を全国へ】
約160名の小さな企業ですが、22年連続日本一売れている「若もぎ小茄子」、ごはんや豆腐にとても合う「山形のだし」を作る創業108年の会社です。地元農家さんと共に野菜づくりから取り組んでいることが評価され、農林水産大臣賞受賞。漬物作りを通して、山形の農業、地域に貢献するおいしい漬物を全国にお届けし、一人でも多くの方に喜んでいただくことにこだわりをもっています。
なすやきゅうり、みょうがなどをふんだんに使った山形の郷土料理「だし」は、メディアにも取上げられるほど有名になりました。当社製造・販売の「山形のだし」は山形県漬物展示品評会で農林水産大臣賞を受賞。また、ロングセラー商品「若もぎ小茄子」は、お客様の「透明な茄子漬の漬け液ならもっとおいしくみえるのに…」と言う声から開発が始まりました。何度も失敗を繰り返しながら、3年もの月日をかけ、今では茄子漬の中で19年連続日本一を獲得し、社屋が一棟建つほどヒットしています。当社は「素材である野菜」、「安心・安全であること」、「当社にしかできない商品開発」にこだわって、おいしい商品を全国にお届けしています。
マルハチは「人財」が基本。研究開発、ものづくりの現場、営業などマルハチではたらくすべての従業員が、新商品・新技術・効率化を常に考えています。自由な発想、常識にとらわれないアイデアがヒット商品につながるのです。大学で学んだ専門知識を土台としながらも、文理・専攻を問わず「自分の考えを形にしたい」、「新商品で世の中に“美味しい”笑顔を広めたい」、そんな方と一緒に働きたいと思っています。
マルハチの初代「阿部八十八」が味噌醸造業を創業して106年。創業当時のものづくりの精神は現在も「品質へのこだわり」と「研究熱心」な社風として、私たちに脈々と受け継がれています。「ほんとにできるのだろうか」と心がくじけそうになるほど不安になることも、よくあります。そんな時私たちを励ましてくれるのが、農家の皆さんの野菜づくりにかける熱意です。苦労を惜しまず、一つ一つ心を込めて栽培している農家の皆さんの野菜を素材にして、一人でも多くのお客様から「マルハチの商品は美味しい!」と喜んでいただきたい…。「あきらめない」「寝ても覚めてもの熱い思い」これこそがマルハチのアイデンティティーなのです。
事業内容 | 浅漬けを中心とした農林水産物の加工及び販売 |
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創業 | 大正3年3月 |
資本金 | 5,000万円 |
従業員数 | 160名 |
売上高 | 27億円 |
代表者 | 代表取締役 阿部 武秀 |
事業所 | 本社/山形県東田川郡庄内町
東京工場/埼玉県春日部市 |
基本理念 | 私たちマルハチは 新製品・新技術を開発する
私たちマルハチは 一人一人が基本 私たちマルハチは つねにチャレンジする 私たちマルハチは 心をこめた製品とサービスで 一人でも多くの人に 喜んでいただくことを目的とする マルハチは大正3年に阿部八十八(やそはち)が味噌をつくることから始まり、創業から100年を超えるまでになりました。味噌から味噌漬、沢庵そして浅漬へと事業内容を少しずつ変えながら今現在のマルハチがあります。 しかし、この長い間変わらず、創業者から五代目まで受け継がれてきたことがあります。それは品質へのこだわりであり、研究熱心な企業姿勢なのです。 ※詳しくは弊社HPをご覧下さい http://maruhachi-net.co.jp/ |
会社沿革 | 大正3年 阿部八十八 創業者味噌醸造及び小売業、黄金屋として創業
昭和22年 醤油製造開始 昭和35年 鉄筋コンクリート3階建て新工場完成 昭和36年 社名をマルハチ味噌醤油醸造株式会社と改名当初最初の漬物商品 “みそ漬”を発売。県外出荷開始 昭和40年 自社農場部門を設立漬物専用の第二工場を建設「羽黒たくあん」 「羽黒漬」を発売 昭和43年 阿部武廣 代表取締役就任(2代目社長) 昭和47年 社名を株式会社マルハチへ改名阿部武敏(現会長)入社、 営業マンとしてスタート 昭和52年 阿部武廣 第2代社長急逝。 阿部武敏 代表取締役就任(3代目社長) たくあん市場の競争激化によりマルハチ独自の商品戦略を展開 するため研究室開設。阿部敏明(現副会長)が研究開発部部長となり 「雪ん娘」の開発着手 昭和55年「雪ん娘」空前のヒット商品へ 昭和57年「りんご茄子」開発着手 昭和59年 創業70年式典挙行 経営理念発表 昭和60年「りんご茄子」「のっぽくん」発売開始。大ヒットとなる 昭和63年 本社・東京落成・移転中小企業庁より、経営合理化の表彰を受ける 平成3年 「TSUKEMONO フェスタ in 庄内」(第1回)を開催し地域に貢献 中小企業庁より、「中小企業合理化モデル工場」の指定を受ける 平成4年 ひまわり工場及び研究所落成 平成5年 「まるっこ」発売後、大ヒット 平成7年 中小企業合理化モデル工場指定更新 平成8年 優良申告法人として表敬状を受賞 平成9年 山新3P賞の「繁栄賞」を受賞 平成12年「若もぎ小茄子」「山形のだし」発売後、大ヒット 平成13年 優良ふるさと食品中央コンクール「山形のだし」農林水産省 総合食料局長賞。受賞資本金を5,000万円に増資 平成14年 第10回山形県漬物展示品評会にて「若もぎ小茄子」東北農政局長賞、 「まるっこ」山形県知事賞、 「山形のだし」全日本漬物協同組合連合会長賞、各受賞 平成15年 創業88周年記念祝賀会挙行山形県産業賞受賞 平成16年 東京工場落成 平成20年 阿部武敏 取締役会長就任 阿部敏明 代表取締役就任(4代目社長) 平成22年 第12回山形県漬物展示品評会にて「山形のだし」が最高賞の 農林水産大臣賞を受賞 平成25年「とろろオクラ」発売後、大ヒット 平成27年 創業100周年記念祝賀会挙行 平成28年「若もぎ小茄子」15年連続でなす漬けシェア第一位になる 平成29年 第38回食品産業優良企業等表彰【食品産業部門】<農商工連携推進タイプ>で 農林水産大臣賞を受賞 平成30年 阿部武秀 代表取締役就任(5代目社長) 第14回山形県漬物展示品評会にて「青菜」が山形県知事賞を受賞 |
農林水産大臣賞 | 平成29年、食品産業センターおよび食品流通構造改善促進機構主催(後援=農林水産省)の「第38回食品産業優良企業等表彰」食品産業部門<農商工連携推進タイプ>で契約栽培による農業振興、新商品開発に重点をおいた全国への販路拡大など、地元経済への貢献を認められ「農林水産大臣賞」の栄誉に輝きました。 |