これが私の仕事 |
言語聴覚士 私は、回復期病棟を中心に脳卒中後のコミュニケーションの問題(失語症、声や発声の障害、認知)や、嚥下障害の検査・評価を実施し必要に応じて訓練・指導・助言、その他の援助を行っています。みなさんは日常生活でご家族やお友達との会話、好きなご飯や飲み物を食べる等、誰でも自然に行っていると思います。もし、これらが出来なくなったらどうでしょう?相手の話している内容が分からない、言葉が出ない、呂律が回らない、ご飯が飲み込めない。今まで出来ていたことが出来なくなることはとてもストレスです。私は、少しでもストレスがなくなり患者様がまた笑顔で日常生活が過ごせるようにお手伝いをさせて頂いています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
失語症の患者様の訴えを聞き取れた時、笑顔を見せてくれたこと。 入職当初、失語症の患者様と関わった際、全く訴えを読みとることが出来ず自分から諦め、分かった振りや話題を変えようとしていつしか自ら話しかけてもらえなくなりました。次に関わる機会が出来た時、何が何でも聞き取るという気持ちで話をさせて頂きました。 一つの事を読みとるのに30分以上かかったと思います。患者様が「伝わった」とばかりに満面の笑みを見せて頂いたとき、嬉しさのほかに一生懸命伝えようとしているのに、以前は分かった振りをして裏切っていたと申し訳ない気持ちになったのを覚えています。それ以降は、患者様の方から色々話かけてくれ、積極的にコミュニケーションを図っていくようになっていました。私は、毎日患者様からコミュニケーションの大変さと面白さを教えていただいています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
男性の言語聴覚士が在籍していた。 私が当院を見学させて頂いた時の働いているスタッフの表情がとても印象に残っています。学生であった私に対して、ほとんどの方が挨拶をして下さりとても笑顔が素敵だったことを覚えています。また、スタッフ同士でもコミュニケーションが図れており、活気があるように感じました。病院は、閉鎖的な空間のイメージがある為、スタッフが生き生きと働いている姿は患者様にとっても良いことだと思いました。見学を通して職場の雰囲気を感じれたことも決めての要因になりました。 |
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これまでのキャリア |
一般病棟・障害者病棟・回復期病棟(1年目から現在) |