これが私の仕事 |
知的障がい者の支援。入所施設にて食事、入浴介助から地域への外出まで この仕事の面白いところは、毎日、笑いに満ちているということだと思います。そして利用者さんと過ごす時間が私たちを成長させ、人生観まで変えてくれることは他の仕事では得難いことだと思います。
食事の時に好きなものがあると笑みが零れる、楽しみのドライブに出かけると一心不乱に外を見つめる、大好きな音楽が流れると全身で喜びを表現する、そんな人たちとの交流を通して、私は自分とは何かを日々考え続けています。
ストレートな感情表現や要求を彼らが見せてくれるおかげで、私は彼らの個性を知ります。私の個性と彼らの個性が混じり合う場が、この職場です。私の個性が彼らへ溶けだし、また、彼らの個性を私が吸収することで、私はより一層成長し、彼らにとって私がどうあるべきか考え、私と彼らの両方の人生が楽しくなるよう働くのです。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
コーヒーとお肉と飛行機。 肉とコーヒーが大好きな利用者さんと自衛隊基地の見学に行きました。彼は飛行機などを急いだ様子で見ると、足早に喫茶店でコーヒーを飲みました。僅か45分足らずで、早々に帰路につき、やや不満げな私と満足そうな彼は、道中のステーキ屋さんでご飯を食べました。「コーヒーうまかった」と彼、私が「コーヒーより、飛行機を・・・と思った直後、「大きい飛行機だったなぁ、強そうだった・・」と突然語り始めました。
彼が『感じる』には45分で十分だったのです。彼なりの言葉で雄弁に語る姿を見て、利用者さんを理解することの楽しさと難しさを知りました。その時から、この仕事は人間を見つめ続け、理解しようと考える仕事なのではないかなぁ、と思うようになりました。彼らと過ごす毎日の中にある新たな発見が、私を日々わくわくさせてくれます。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
私が必要とされる職場だと思ったから。 この職場には様々な人がいます。私のように福祉を全く勉強してこなかった人もいれば、福祉系の大学でしっかりと学んできた人もいます。さらに前職で高いスキルを身につけてきた人もいます。私は福祉を全く知らないことを負い目に感じていましたが、見学した際の施設長の話に感動しました。当時の施設長もこういった業界の勉強をしていなかった人であったのですが、利用者さんとのふれあいからこの仕事を選んだとのことで、私もそうありたいと思い入職を決意しました。 |
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これまでのキャリア |
生活支援員9年目
飲食店アルバイト1年→家庭教師1年→飲食店アルバイト2年→当法人へ転職、養和荘5年→副主任→養和荘1年→第二養和荘1年→養楽荘2年目 |