これが私の仕事	新規事業の研究開発。環境エネルギー分野と更なる新規分野の開拓。私の課では、新規事業の研究開発を行っています。私の主な仕事は、環境エネルギーテーマのサンプルを作成・分析し、顧客のフィードバックをもとに改善や納入規格の検討を行うことです。サンプルの作製から後処理の工程まで10個以上の工程があるのですが、各工程での注意点を丁寧に製造方法に落とし込み、改善していくことは大切な仕事です。また、会社として新規事業に参入することを目指し、課内で探索した新たなテーマの研究に取り組む仕事も行っています。週に一度、チームの会議や、課内会議などを通して、それぞれの研究状況や課題、解決策などを議論する場が設けられてます。先輩方から新たな知識を得たり、自らの考えを発信して意見を聞くことで、研究していく上での課題を解決しながら取り組むことができています。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	同じようにサンプルを作ることの難しさ。必要な条件を洗い出す！一番嬉しかったことは、原因を追究し検討・改善した結果サンプルをスムーズに作製できるようになったことです。入社半年ごろからこの仕事に携わり始めましたが、サンプル作製のための知識やポイント、注意点などすべてがわからないことばかりでした。その中でも特に困難だったことは、同じサンプルを作るということでした。特に、サンプルの比表面積を焼成によって調節する工程が難しく、その原因として、焼成後の細かな条件に違いがあることに着目しました。気になる箇所を洗い出し、その中から最も重要な条件と考えられる点に注意してサンプルを作製することで、比表面積の調整がスムーズに行えるようになりました。難しいと感じたことの原因を追究し、改善しようと試みることで、サンプル作製の条件を改善できたことは非常に良い経験となりました。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	様々な製品に使われる素材研究ができる！専攻分野が異なっても活躍できる！入社の決め手は、「素材研究ができる会社」であることでした。大学院での研究の経験から、新たなことを発見していく基礎研究の分野に魅力を感じ、顧客が企業であるBtoBの会社で、素材の研究開発をしてみたいと考えていました。私は大学院では生物系の研究をしてたこともあり、化粧品や食品、医薬品業界を中心に就職活動を行いました。テイカでは化粧品以外の研究先に配属される可能性があり、正直、大学院で培った生物の知識が活かせないのではないかと不安もありました。しかし、就職活動中の面接で、生物系出身の先輩方も化粧品以外の分野で活躍していることなどを知り、成長しやすい環境というところに魅力を感じました。また、インターンシップにも参加したことで、会社や先輩方の雰囲気を実際に感じたことも決め手の一つになりました。

これまでのキャリア	研究開発（現職・今年で2年目）

この仕事のポイント

	応用研究・技術開発
	日常生活や身の回りで欠かせないモノやサービスを扱う仕事
	多少のリスクにも果敢にチャレンジする精神が必要とされる仕事
	その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
	新しいモノを生み出す力が身につく仕事
	何事にも粘り強さで勝負する人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

私は就活で30社ほどの会社にお世話になりました。就活の軸として自分の譲れないポイントを明確にし、できるだけ多くの会社の就活に参加することが大切だと感じました。やりたい仕事ができる環境か、自分に合いそうな雰囲気か、目標にしたい先輩がいるか、などを見たり感じたりできるようになります。また、大学の分野とは遠そうな分野であっても、入社後に少しずつできるようになると感じているので、あまり気負わずにやってみたいことにチャレンジしてみて下さい！