これが私の仕事 |
教師である以前に、まず人としていかに生徒たちと向き合うか 星槎国際高校の保健体育の教員であり、中国・四国・九州・沖縄エリアのブロック長を務めています。仕事上心がけているのは、教師という以前に大人として、一人の人間としてありのままに正直に接すること。そして、互いに成長していくことを大切にしたいと思っています。子どもたちの夢の実現に向けて、どのように子どもたちと取り組むか、そのための支援を行うかもまた大人の役目だと考えています。それから、変化を見逃さず、雰囲気を感じ取ることですね。今日は何か違う、何かおかしいと感じたら声のかけ方も違ってくるし、対応も変えていかないといけません。教員としてというより、「人として」という部分を大切にしています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
個の集まりが一つのチームに。そんな生徒たちからもらった感謝の言葉 数年前の1年生たちが、冬の本部校スクーリングで3泊4日を共に過ごしたときのこと。内容は主にスキー実習で、生徒たちを班分けするのですが、以降の学校生活を考えそれまで関わりの少なかった生徒たちの班を一つ構成しました。案の定最初はまとまりがなく班行動が難しくなりかけましたが、ある寡黙な生徒の頑張りに皆が共感し、次第に一つのチームになっていきました。その経験は学校生活でも活かされ、各自が主体的にお互いを尊重し、クラスの仲間として行動できるようになっていきました。その生徒たちの卒業式の日、最後のHRでホワイトボードに私の似顔絵と感謝のメッセージを描いてプレゼントしてくれたんです。たくさん迷惑をかけたけれど、感謝していると。感動でした。人と真剣に関わり、人間として多くのことを私が学ばせてもらいました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
生徒のことを考え成長を見届けながら、自分も日々成長できる場所 「通信制で学校らしくない高校があるけど、来ませんか」と知人に声をかけられたことが、星槎と出合ったきっかけでした。それまでは別の教育機関で勤務していましたが、教員を目指すきっかけになった高校時代の恩師の姿がずっと頭の片隅にあり、「いつかは高校の教員に」という思いを持ち続けていました。田舎育ちの私が都会の大学に進学し、たくさんの人と出会う中で「一人の人間として物事を伝えられる大人になりたい」と思うようになった。そして教員という手段で、学校という場所で、それが実現できる星槎というステージにめぐり合うことができました。ここは、生徒を考えながら、生徒の成長を見届けながら、自分もものすごい勢いで日々成長できる場所だと思います。成功の反対は失敗ではなく諦めることだということを、この星槎で学びました。 |
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これまでのキャリア |
教育機関をはじめいくつかの仕事を経験後、2011年4月に星槎国際高等学校へ。 |