これが私の仕事 |
電子部品の開発~基礎研究や回路設計まで~ 電化製品などを分解すると必ず入っている基板やシートの回路設計や、そこに使われている材料の検討が私の主な仕事です。
回路については限られたスペースの中で設計しないといけないので、特に複雑な回路の時はよく頭を悩ませています。また、材料の基礎研究も行っており、中でも新規材料の検討は根気強さが必要な作業です。いずれについても困難さが大きいほど製品が完成したときの喜びは大きいですし、自分が関わった製品が搭載された商品を店頭で見た時も嬉しいです。
時には失敗することもあります。その時はしっかりと原因を考え、次に同じ失敗をしない様にどうすれば良いのか考える様にしています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
新製品の開発に携われたこと 今から5年ほど前、シートに回路を印刷する電極シートの担当をしていました。
そこへあるお客様から“抵抗体を曲げたセンサーを開発できないか?”と問い合わせがあった事がきっかけとなり、プロジェクトがスタートしました。抵抗体を曲げたセンサーは今まで他社の製品にもない試みです。(通常はベースとなるフィルムシートに通電性のある銅箔を貼り付けたものや、直線のセンサーを円に変換して使用しています)
プロジェクトがスタートしてみると、求める性能や形状にならない、金型から製品が取り出せないなど様々な問題が発生しましたが、メンバーと試行錯誤を重ねて何とか製品化する事ができました。
その後、お客様に“この製品以外は考えられない”と言ってもらえた時は嬉しくてたまらなかったです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
魅力的な職場環境 化学を専攻していたこともあり、化学系の知識を生かせる企業を重点的に活動していました。
“帝通”に関しては同じ研究室にいた一学年上の先輩が入社していた事がきっかけで知りました。
歳も近い先輩だったので、色々と会話する機会があり、その会話の中で頻繁に出てきた“職場環境の良さ”に魅力を感じ、志望することとなりました。
その言葉通り、人事担当者や面接官だった役員の人柄と情熱に惹かれ、入社を決めました。 |
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これまでのキャリア |
工場研修(入社1年目)→開発・製品設計(2年)→開発・基礎研究、回路設計(現職) |