太洋マシナリー株式会社

当社では鋳造設備と環境機器の2つの分野で、ものづくりを支える製品を展開しています。当社は国内において、大規模プラントや粉粒体混合機、空気輸送装置、省エネ型キュポラといった鋳造設備の設計・製作を手掛けたパイオニア。革新的な製品を生み出し、鋳物砂の製造や再生などに関わる特許を取得してきました。現在では、自動化・省力化装置の開発に注力しています。環境機器では、産業廃棄物や建設廃棄物のうち、複数の種類のゴミが混ざった状態の混合廃棄物の各種選別機械を手掛け、廃棄物の適正処理に貢献。お客様からのニーズに応じて、木屑や汚泥、堆肥といった幅広い種類のゴミの選別機械を提供しています。

機械設計職は、鋳造工程の自動化・省力化に関わる生産設備、または混合廃棄物の選別機械の設計・開発のほか、開発した製品の実験評価などを担当。設計・開発にあたっては、お客様が求める性能を満たすことはもとより、安全性やメンテナンス性への配慮を重要視しています。機械設計職のメンバーはよりよい製品を提供していくために、過去に取り組んだ案件の経験から培った情報を共有したり、他の部門のメンバーを含めて知恵を出し合ったりするなど、連携して業務に取り組んでいます。お客様の工場に設計を担当した製品が納入されて、実際に稼動しているのを目の当たりにしたときに、大きな達成感が得られる仕事です。

技術営業職は国内外のお客様に向けた、鋳造設備や産業廃棄物の選別機械を提案する営業活動を担当。お客様のお悩みごとに対して、解決を図るのが技術営業職の役割です。また、機械の納入に際して、設置する工場のレイアウト図を作成するのも技術営業職の仕事。機械の設置スペースの検討にあたっては、メンテナンスのしやすさへの配慮が求められます。レイアウトが決まるまでには、お客様との打ち合わせを重ねながら、半年以上の期間をかけて十数回も図面修正を行うことも。無事、機械を納入した後、お客様から「悩みごとが解決した」と声をかけていただけるのが、技術営業職のメンバーのやりがいにつながっています。