株式会社講談社コウダンシャ
業種 出版
本社 東京
インターンシップ&キャリアの評価10件~20件
  • 総合評価
  • 4.44 評価点数の画像
  • 評価が高い項目
  • 事業内容の理解 4.50

先輩社員にインタビュー

校閲第一部
匿名(36歳)
【年収】非公開
これが私の仕事 幼児向け書籍の校閲
現在の私の担当は主に幼児向けの書籍なのですが、その担当になって初めての仕事が、折り紙の本でした。誤字・脱字のチェックをはじめ、文字づかいが指定通り(総かな、わかち書き)か確認し、折り紙を折りながら図を確かめ、図に対する説明が適当か(読者に伝わるか、同じ動作を異なる文言で説明していないか等々)を考え……などして校閲します。大人向けの本に比べて幼児向けのものは、図やルビ(ふりがな)が多く使われるので、ただ文字を読むだけでなく、多種のことに対してチェックが必要です。幼児向け書籍は紙が特別だったりオールカラーだったりして印刷に時間がかかるため、こちらが忘れたころに見本が届きます。それを見て苦労を思い出し、ホッと……するよりは、間違いが残っていないかドキドキするというのが本心です。
 
だからこの仕事が好き!
一番うれしかったことにまつわるエピソード
地味な前進を糧にしています
年次的には、中堅社員としてバリバリ! といったところなのでしょうが、自分はまだまだ「未熟者」の意識です。誤字を百パーセントの精度で見つけることはできない。調べ物をすれば新しい知識がどんどん得られる。知るべきことはまだたくさんある。
ずっと机に向かって座り、文字を読み、調べ、ゲラに書き込むだけ。しかも、入社後数年は先輩社員からのフィードバックがあって、「この指摘はいいね!」「このエンピツは駄目でしょ」と教えてもらえても、いまとなってはそれもなく、自分の校閲が良いのか駄目なのかもわからない。「仕事をしていて嬉しさを感じること」が生まれようもないのです。そんななかでは、先に述べたような、「自分がまだまだ前へ進めること」がささやかな糧となっているように思います。
 
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由  ここが好き 校閲職を目指すと、選択肢は少ない
「この会社」を選んだというよりは、校閲という仕事を選んだうえで手当たり次第に入社試験を受け、なんとか得られた内定が講談社1社だった、というのが自分の結果なのですが……。
そもそも学生時代、自分のまわりにマスコミを目指す友人が多く、彼らの話を聞くうちに校閲という職を知ったのが始まりでした。校閲職で採用をしている会社は大手の出版社・新聞社しかなく、いま思えば無謀な挑戦だったように感じます。結局、2シーズンにわたって就職活動をすることになりました。講談社での面接がもっとも普通に「おしゃべり」できたことはよく覚えています。つまり面接で、講談社と私の「お見合い」がうまくいったということなのだと思います。
 
これまでのキャリア 校閲各部署(文芸誌→幼児誌→週刊誌等担当)をまわった後、入社10年目に出産のため産休&育休取得。約1年後、校閲(ノンフィクション系書籍担当)へ復職。現在は幼児向け書籍担当。

この仕事のポイント

職種系統 編集・制作
仕事の中身 趣味・プライベートシーンを楽しくする仕事
仕事のスタイル 慎重さと正確さが問われる仕事
仕事でかかわる人 その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
仕事で身につくもの 新しい動きに敏感になり、幅広い知識が身につく仕事
特に向いている性格 何事にも粘り強さで勝負する人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

私自身は、校閲職に就くことを思い定めてしまっていたので、就職活動を2シーズンやり、結局得られた内定は講談社1社のみでした。どこにも行けなかったときのために公務員試験の勉強もしていましたが。なぜここまで思い詰めてしまえたかというと、校閲職に就いている自分が思い描けていたからだと考えています。
その会社に就職して働いている自分がイメージできますか?

株式会社講談社の先輩社員

幼児向け書籍の校閲

校閲第一部
匿名

出版物の字句や表現、内容の確認と訂正。

校閲第一部
匿名

週刊少年マガジン、および増刊類の連載漫画の担当。

週刊少年マガジン編集部
匿名

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