私たちは、国産初「断続滴下制御方式による滴定装置」を
1965年に開発しました。
滴定とは、濃度の分かっている溶液を使って、
濃度の分からない溶液の濃度を決定する方法のこと。
主に食品飲料・石油化学メーカー様の品質管理の場で使用されています。
お客様からは、滴定の“ひらぬま”として親しまれ、
業界では圧倒的シェアの実績を誇り、その座を守っています。
国内のみならず、水戸から世界へ羽ばたいています。
当社が扱う“滴定装置”とは、様々な化学物質の量を自動かつ精度高く測定、数値化できる装置。醤油や味噌といった食品の塩分測定や、環境保護のための水質分析にも用いられています。つまり、みなさんが安心で安全な生活を営む上で、滴定装置は必要不可欠な分析機器。滴定装置の分野で圧倒的シェアを誇る当社の努力と成果は非常に社会貢献性が高いと自負しています。だからこそ、当社は「販売・設計・製造・管理の四位一体から成るコミュニケーションとチームワークによって、高品質の分析器を提供し、社会に貢献すること」を経営理念に掲げています。
国産初となる装置開発から半世紀。業界の牽引役として、研究・開発に絶え間ない心血を注いできました。メーカーとしての研究・開発、設計・製造という役割だけでなく、営業・販売、品質保証までの一貫生産体制を敷くことで、お客様の声を柔軟に製品へと反映。「使いやすさは精度と同等に大切である」と考え、お客様視点の製品開発を心掛けています。また、水分・滴定分野の分析に特化することで、他社の追随を許さないノウハウを蓄積。私たちが自動滴定装置で選ばれ続けてきた理由はここにあります。実績とノウハウを蓄積した当社の安定基盤の上で、さらなる高みへとチャレンジしていきます。
お客様の夢をカタチにする、当社の心臓部でもある設計部門。開発段階の製品に、ハード・ソフトの両面からカタチを与え、現実化していきます。試作品の開発から測定精度の見直し、原価調整など製品実現化には様々な工程があります。製品によっては4~5名のチームを組み、2年かけて、一つのプロジェクトを成し遂げることも。決して楽な仕事ではありませんが、 成し遂げた時の達成感はひとしおです。設計部門の一員として、先輩社員達が受け継ぎ研鑽してきたノウハウを吸収しながら、成長し、“ものづくり”の楽しさ、やりがいを実感できます。そして、受け継いだ力を、挑戦とひらめきで、更に進化させていきます。
事業内容 | ◎電気化学分析機器の開発・設計・製造・販売
滴定装置の分野では圧倒的シェアを誇り、 長年の経験と知識、そして技術力で業界を牽引しています。 ◆分析機器・化学機器遺産に認定◆ 当社開発の滴加制御式滴定記録装置「RAT-1」は、 日本国民の生活・経済・教育・文化に貢献した貴重な分析技術・分析機器や 科学機器を文化的遺産として認める、『分析機器・化学機器遺産』に選出。 2013年、滴定の効率化と高精度化に大きく貢献したとして、 『分析機器・化学機器遺産』の認定を受けました。 ◆いばらき産業大賞 受賞◆ 優れた技術・製品開発などが評価され、 地元、茨城県の地域経済の活性化に貢献したとして 「平成20年 いばらき産業大賞」を受賞しました。 |
---|---|
設立 | 1954年(創立1943年) |
資本金 | 2500万円 |
従業員数 | 117名(2024年現在) |
売上高 | 14億円(2023年度実績) |
代表者 | 代表取締役 平沼 和也 |
事業所 | ◎本社・工場
茨城県水戸市元吉田町1739 ◎東京オフィス(エリア:関東甲信越・東北・北海道) 東京都中央区日本橋茅場町2-4-10 大成ビル6F ◎名古屋オフィス(エリア:愛知・岐阜・三重・北陸) 愛知県名古屋市中区錦2-13-19 瀧定ビル4F (株)日立ハイテクサイエンス 中部支店内 ◎大阪オフィス(エリア:関西・京都・滋賀・中国・四国・九州・沖縄) 大阪府大阪市淀川区宮原3-3-31 上村ニッセイビル (株)日立ハイテクサイエンス 関西支店内 |
主要取引先 | (株)日立ハイテクサイエンス
(株)日立ハイテクフィールディング 日本インスツルメンツ(株) |
加盟団体 | 一般社団法人日本分析機器工業会
一般社団法人日本科学機器協会 東京科学機器協会 茨城県工業技術研究会 水戸商工会議所 茨城県経営者協会 |