当社は昭和28年に「ガラス繊維を採用した灯芯」の開発生産から事業をスタートさせ、電磁ポンプなど流体の定量搬送と耐熱・高機能繊維の分野において、多彩な技術とノウハウを持つ専門メーカーです。長年のお付き合いがある取引先様との固いパートナーシップ、信頼関係が最大の資産です。開発職を新卒採用し将来の幹部候補として育成します。
今から約70年前の1953年、ガラス繊維を採用した石油ストーブ用しんを開発・販売したことが当社躍進の第一歩となりました。その後、耐熱繊維を使用したやけど防止カバー、石油ファンヒーター用電磁ポンプの研究開発・生産活動を、独自の技術で進めてきました。近年、省エネや節電の機運が高まるとともに、地震や自然災害時に暖を取ることができる石油暖房機器が見直されています。エネルギー事情の見直しが進むなか、これからも当社は流体制御部品や熱機器部品、耐熱・高機能繊維を活用した製品を通して、安全・安心できる生活空間を支えていきます。人々の生活空間を快適にし、社会に貢献できる製品づくり、この魂は変わりません。
当社は流体の定量搬送と耐熱・高機能繊維の分野において、大手メーカーの最終製品の性能向上に貢献しています。強みは3つあり、1つ目は流量バラツキの少ない電磁ポンプなどの開発実績です。当社は世界で初めて、ガラス繊維を採用した石油ストーブしんを開発。特許製法にる高精度電磁ポンプの開発実績もあります。2つ目は、製品ごとに専用の設備や冶具を社内で設計・製作している点。独自の組立ラインや生産システムを自社構築し、効率的な生産体制を整えています。3つ目の強みは、自社一貫生産体制による均質なものづくり。ISO9001にもとづく品質管理体制を整備し、万全の検査体制で確かな生産活動を展開しています。
これまで培ってきた技術とノウハウを継承・発展させ、新たな分野の製品開発に積極的に取り組むべく、当社は従業員一人ひとりの自主性を尊重しています。全員が自ら積極的に動き、業務改善を提案する風土に満ちています。特に若手の人材育成に注力し、積極的に登用する職場環境を整備。バイタリティーあふれる、意欲的で前向きな人材が活躍できる会社です。最終製品に対する要求が年々高まり、省エネ性や性能向上、ローコスト化などクリアすべき課題は多々あります。当社は長年の豊富な経験をもとに、既存製品の改良はもちろん、自主的な提案も積極的に行っていきます。営業職は製品開発の初期段階から参画し、技術チームとの連携を担います。
事業内容 | 石油ストーブ芯、電磁ポンプなどの開発・製造・販売 |
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設立 | 1957年6月15日 |
資本金 | 7500万円 |
従業員数 | 83名(2023年11月時点) |
売上高 | 10億円 |
代表者 | 代表取締役 平松 直人 |
事業所 | 【本社・亀井工場】
大阪府八尾市北亀井町2丁目7番15号 【太子堂工場】 大阪府八尾市南植松町4丁目14番地 |
沿革 | 1927年5月 創業者 平松義一が大阪市に平松金属工業所を創立(建築金物製造)
1953年2月 「石油コンロ用ガラス芯」を製造開始 1957年6月 シルバー工業(株)として法人に改組 1962年8月 カーボン芯の開発 1963年10月 撥水芯の開発 1965年9月 本社工場、日本工業規格表示許可工場となる 1966年12月 太子堂工場新築完成 1967年11月 太子堂工場、日本工業規格表示許可工場となる 1971年9月 太子堂工場、工業標準化実施優良工場として大阪通商産業局長賞受賞 1975年6月 石油・ガス温風暖房機用断熱カバーを開発 1979年10月 (社)発明協会より発明奨励賞受賞 1980年3月 電磁ポンプ研究開発。吸い上げ部に不織布(TWM)を用いた芯の研究開始 1982年9月 電磁ポンプを生産開始 1983年10月 固定抵抗器付電磁ポンプの開発 1989年9月 亀井北工場を竣工し、電磁ポンプを生産する 1990年4月 科学技術庁長官賞受賞 1991年2月 シルバー工業(株)を「シルバー(株)」に社名変更 1996年6月 太子堂工場、ISO9001認証取得 2000年4月 洗える脱臭フィルター開発・生産 2004年3月 ISO14001認証取得 2008年3月 本社工場、新JIS表示認定工場となる。 2010年4月 業務用食洗機向け液体洗浄剤供給ポンプユニット開発・生産 2014年7月 亀井西棟竣工(本社機能移転) 2015年10月 温水洗浄便座用脈動ポンプ開発・生産 2016年11月 平松直人、代表取締役社長に就任 2023年11月 八尾税務署より優良法人表敬状受賞 |
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