業種 |
証券
その他金融/損害保険/コンサルタント・専門コンサルタント/商社(総合)
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本社 |
東京
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イー・ギャランティは伊藤忠商事をはじめとする各界リーディングカンパニーの出資を受け、信用リスク受託事業(保証)の普及を目的として誕生した商社発の金融ベンチャーです。集客、値付け、分配という3つの機能を持つ『金融の商社』として、リスクテイクにより収益を得たい投資家とリスクヘッジによりビジネスチャンスを得たい企業を結ぶマーケット機能を提供。社会経済の発展に貢献しています。
私たちは、欧米で数十兆円規模の市場を持つ「信用リスク保証事業」の日本・アジアへの普及を行っています。その浸透を通じて企業の新たな挑戦をサポート、リスクに左右されない安定経営を実現することで、社会経済の成長に貢献していきたいと考えています。ゼロからスタートした保証残高は1兆円を突破。業績も22期連続で増収増益を達成しています。この追い風のもと、経営理念に掲げる3つの指針「外部パートナーとの協力、自社の専門性向上、魅力に溢れた社員の育成」を軸に、今後も手を緩めることなく事業拡大に邁進して参ります。
「信頼できるパートナーとの協力と自社の専門性に基づき、常に先進的かつ夢の広がる金融サービスを創造します。※経営理念より抜粋」私たちは、この理念の実現に欠かせない「風通しの良い社風」の整備に注力しています。社員が個性と能力を発揮し、性別や年齢に関係なく意見を発信・交換できるからこそ、新しいサービスが生まれると考えているからです。同時に力を入れているのが育成です。金融や経済に関する研修はもちろん、経営者との商談の現場や重要会議にいち早く携わることで、プロフェッショナルとして必要な知識とスキル、双方の早期習得を後押ししています。
日本の信用リスク市場の浸透率は1%程度と欧米の10分の1以下に留まるものの、その成長は著しくまさにブルーオーシャンと言えます。経済成長が続くアジア諸国においてもリスクヘッジニーズがある一方、サービスは十分に浸透していません。このような環境下で弊社は国内市場のさらなる開拓を行うと同時にアジア展開を進めて参ります。目指すのは信用リスク保証分野におけるアジアNo.1の金融グループ。リスクフリー、ボーダレスな取引を支える金融インフラの担い手として、アジアの経済発展に貢献したいと考えています。
事業内容 | ■信用リスク受託(保証) Undertaking Credit Risks
企業の商取引、金融機関の新サービス開発時に課題となる信用リスクを「保証」という形で引受けるサービスを提供しています。サービスは事業法人向け、金融機関向けの2つに分かれ、多様化するニーズに柔軟なソリューションをもたらすオーダーメイド型の提案を強みとしています。安定経営や販売拡大を目的に導入される例が多く、約9割という高い更新率を誇ります。 ■信用リスク流動化 Transferring Credit Risks お客様から引受けたリスクを分析、投資家のニーズに応じてリパッケージすることによって新たな投資機会を提供しています。業界随一の信用リスク引受実績と各界に張り巡らせた情報網に裏打ちされたビッグデータから算出される当社独自の倒産確率により、大企業のみならず中小零細企業のリスクに対する適正な値付けを実現。この審査力を活かし、パートナーとの共同出資ファンドの運用等も行っています。 |
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設立 | 2000年9月8日 |
事業所 | ■本社:東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー
■支店 北海道支店:北海道札幌市中央区北3条西4-1-1 日本生命札幌ビル 東北支店:宮城県仙台市宮城野区榴岡1-1-1 JR仙台イーストゲートビル 北陸支店:石川県金沢市北安江1-3-24 金沢フロントビル 名古屋支店:愛知県名古屋市西区牛島町6-1 名古屋ルーセントタワー 大阪支店:大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト 中四国支店:香川県高松市寿町1-1-8 日本生命高松駅前ビル 広島支店:広島県広島市中区大手町3-8-1 大手町中央ビル 九州支店:福岡県福岡市博多区博多駅前4-1-1 日本生命博多駅前第2ビル ※その他各地に拠点有り |
代表者 | 代表取締役社長 江藤 公則 |
資本金 | 37億8,134万円(202年3月31日現在) |
保証残高/営業収益 | 決算期 保証残高 営業収益
----------------------------------------------- 2024年3月期 1兆4,132億円 91億6,509万円 2023年3月期 1兆760億円 84億9,489万円 2022年3月期 8,315億円 78億9,456万円 |
従業員数 | 192名(2023年3月31日現在) |
平均年齢 | 31.4歳(2023年3月31日現在) |
主要株主 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
伊藤忠商事株式会社 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 江藤 公則 株式会社帝国データバンク GOVERNMENT OF NORWAY 株式会社NTTデータ THE BANK OF NEW YORK 133652 JP MORGAN CHASE BANK 385632 CACEIS BANK, NETHERLANDS BRANCH AIF CLIENTS ASSETS |
会社沿革 | ■2000年 設立
■2006年 本社を恵比寿ガーデンプレイスタワーへ移転 ■2007年 JASDAQ証券取引所に上場 ■2008年 企業の信用リスクに投資するファンドを初めて組成(現クレジット・リンク・ファンド1号匿名組合) ■2009年 新たにファンドを組成(クレジット・インベストメント1号匿名組合) ■2011年 東京証券取引所市場第二部に上場 ■2012年 フランス大手信用保険会社Cofaceグループの一部事業を買収、当社ファンドがBest Japan Hedge Fundにノミネート(Asian Hedge Fund Award 2012)、東京証券取引所市場第一部に上場 ■2013年 本社を赤坂Bizタワーへ移転、イー・ギャランティ・ソリューション(株)を設立、韓国の大手金融機関と提携し韓国向け輸出債権保証を強化 ■2014年 アールジー保証(株)を設立、中国の大手金融機関と提携し中国向け輸出債権保証を強化、新たにファンドを組成(クレジット・ギャランティ1号匿名組合) ■2015年 新たにファンドを組成(クレジット・ギャランティ2号匿名組合) ■2017年 イー・ギャランティ・シェアードサービス(株)を設立 ■2018年 新たにファンドを組成(クレジット・ギャランティ3号匿名組合) ■2019年 コーポレートベンチャーキャピタルを設立 (イー・ギャランティ・インベストメント(株)) ■2020年 新たにファンドを組成(クレジット・ギャランティ5号匿名組合) ■2021年 イー・ギャランティ・シェアードサービス(株)をイージーペイメント(株)に社名変更 ■2022年 新たにファンドを組成(クレジット・ギャランティ6号匿名組合)、東北支店を開設、北陸支店を開設 ■2023年 北海道支店を日本生命札幌ビルへ移転、中四国支店を開設、大阪支店を中之島フェスティバルタワー・ウエストへ移転、新たにファンドを組成(クレジット・ギャランティ7号匿名組合) |
提携地方銀行 | ■北海道 北海道銀行
■東北 青森銀行 北都銀行 岩手銀行 七十七銀行 仙台銀行 荘内銀行 山形銀行 きらやか銀行 東邦銀行 大東銀行 ■関東 常陽銀行 足利銀行 群馬銀行 武蔵野銀行 千葉銀行 東日本銀行 きらぼし銀行 神奈川銀行 山梨中央銀行 ■東海 大垣共立銀行 静岡銀行 愛知銀行 名古屋銀行 百五銀行 ■北信越 第四北越銀行 北陸銀行 八十二銀行 長野銀行 福井銀行 ■近畿 滋賀銀行 京都銀行 関西みらい銀行 池田泉州銀行 南都銀行 ■中国 鳥取銀行 山陰合同銀行 トマト銀行 広島銀行 山口銀行 ■四国 阿波銀行 百十四銀行 伊予銀行 四国銀行 ■九州 西日本シティ銀行 佐賀銀行 十八親和銀行 肥後銀行 大分銀行 宮崎銀行 鹿児島銀行 ■沖縄 琉球銀行 |
その他の主要提携先 | ■銀行 SBI新生銀行 りそな銀行
■証券 いちよし証券 SBI証券 岡三証券 大和証券 ■信金 大阪商工信用金庫 大阪信用金庫 岡崎信用金庫 金沢信用金庫 亀有信用金庫 さわやか信用金庫 城北信用金庫 巣鴨信用金庫 西武信用金庫 知多信用金庫 東京シティ信用金庫 東濃信用金庫 平塚信用金庫 ■リース JA三井リース 昭和リース ディーエフエルリース 東京センチュリー 芙蓉総合リース みずほ丸紅リース ■商社関連会社 双日インシュアランス(双日グループ) 豊通インシュアランスマネジメント(豊田通商グループ) 阪和アルファビジネス(阪和興業グループ) 丸紅セーフネット(丸紅グループ) 三井物産インシュアランス(三井物産グループ) ■メーカー関連会社 クボタ総合保険サービス(クボタグループ) 昭光通商保険サービス(昭和電工グループ) 日鉄保険サービス(日本製鉄グループ) 日本製紙総合開発リスクマネジメント(日本製紙グループ) 日立保険サービス(日立グループ) ■銀行系会社 エムエスティ保険サービス(三菱UFJ銀行 親密会社) 三泉トラスト保険サービス(三井住友トラスト・グループ 親密会社) トータル保険サービス(みずほフィナンシャルグループ親密会社) 浜銀ファイナンス(横浜銀行グループ) |
私たちの使命 | 私たちの使命は「新たな信用供与の担い手」として挑戦する企業をサポートし、活力のある社会経済の成長に貢献することです。
日本は欧米に比べて直接金融による資金調達の割合が低く、銀行融資を中心とした間接金融が主流ですが、その間接金融の多くは担保主義に基づきます。そのため、担保になる資産を持たない新興企業など新たな産業分野に充分な信用供与が行われず、企業にとって挑戦がしやすい環境とは言えません。また、社会的需要が低下した産業でも担保資産を保有していれば新たな信用が得られるため、実需に反して延命措置がなされることがあります。その結果、人、モノ、金といった経営資源の適正な配分が阻害され、日本の産業構造の変化が遅れの一因となっています。 この状況の打破に欠かせないのが、欧米の投資銀行やファンドが得意とする「無担保の信用供与」。しかし、日本ではこの分野が十分に発達しているとは言えません。そこで、当社は一つ解決策として一般事業会社や金融機関への「保証サービス」を提供を通じて、無担保の信用供与を行っています。AI、フィンテック、ブロックチェーン。目まぐるしく技術が進化し続ける中、私たちはキャッシュレスで無担保の信用供与を可能にする新たな金融サービスの普及を通じて、需要が減少した産業のソフトランディングと次世代を担う成長企業の新たな挑戦の双方を支えていきたいと考えています。 |
個人の意見を重んじる文化 | 「自分で考え、行動でき、信頼される魅力に溢れた社員を育成し、自由な発想を活かせる企業を目指します」※経営理念より抜粋
当社では、年次に関わらず意見を述べ、アイデアを共有できることはもちろん、重要会議へのオブザーバー参加などを通じて意思決定のプロセスを学ぶ機会に恵まれています。 |
事業の特徴と将来性 | 当社は、ヘッジを望む企業からリスクを「仕入れ」、独自の統計・分析手法を用いて「値付け」し、リスクテイクを投資機会とみなす投資家に「分配」する”マーケット機能”を持つ唯一の上場企業として、旧来の金融機関とは異なるアプローチで社会経済の発展を支えています。
単にお客様が抱えるリスクを保証するだけはなく、そのリスクを投資家に分配するマーケットの役割を担うことによって、投資のプロのニーズを満たす「信用リスクへの投資」という新たな投資機会を提供。投資家が、引受けたいリスクを自ら選択して投資することができる環境を整備しました。 欧米の信用リスク市場が数十兆円規模を誇る一方、日本やアジアでは未だ成長途上。その潜在的な市場は大きく、今後の拡大が見込まれるブル―オーシャンとして注目されています。 |