■資源リサイクル技術で日本のモノづくりを支える。
当社は工場から出る生産端材や金属屑を、新たな生産へ使用できる材料へと蘇らせ、トヨタグループ各社へ供給しています。
カーボンニュートラル・SDGs・Co2削減など、今や世界中のものづくりは、リサイクルなしでは成り立ちません。
当社は、自動車技術の進歩とともに厳格化する材料の品質基準に応えるべく資源、リサイクル技術を進化させています。
錆びるのが当たり前だった鉄に防錆機能を付加した亜鉛メッキ鋼板や、合金成分を添加した高張力鋼飯など、自動車性能の発展は、新素材に支えられています。そして資源の少ない日本では、新素材に対するリサイクル技術の確立が求められるようになりました。トヨキンは、トヨタ自動車、川崎重工とともに、当時問題となっていた亜鉛メッキ鋼板の金属端材処理について、鉄と亜鉛の分離方法について共同開発を行い、現在ではダイバーシティ推進に伴なう省人化や自動化を目指し、AIによる選別技術や自動クレーンの導入を行ない、これからも日本のモノづくりとSDGsの社会貢献として資源循環型社会への追求をしていきます。
当社は多量の金属端材処理を引き受け、また材料調達に苦労するメーカーに力を貸すなど、金属屑の買取りからリサイクル後の製品の販売の両面から、モノづくりをサポート。生産部門では、製品の生産から品質管理・技術開発を担い、仕入れも販売もお客様の生産ラインの一部であるという意識を持ち、コスト、物流、安全面などの課題をお客様と共有し、最善のソリューションを提案しています。当社では1件の商談で100万円、営業1人で月間数千万円の取引は、珍しいことではありません。月間1000トンの金属屑/材料を動かすことは大変ですが、スケールの大きな仕事ができるやりがいがあり、資源リサイクルを担っている喜びを共感できます
仕入・販売を行う営業部は、一般職と総合職を合わせて20数名ですが、チームワークが自慢。夕方、営業が帰社すると誰彼ともなく話し出し、情報共有を行っているため、お互いの仕事を自然と理解しあっていますし、一人では解決できない難しい課題やトラブルは、部署全員で解決策を考えることが当たり前。社長も役員も偉ぶったところはまったくなく、社員と一緒になってよく動き、時には客先へ同行することも。毎日記入する業務日報も、直属の上司だけでなく、経営層も目を通し返事を書いてくれることもあるんです。コミュニケションを大切にしているんです。個々で能力アップできると同時に、チームワークで目標を目指す職場ですよ。
事業内容 | ■金属資源の加工処理
■小型家電や非鉄金属の加工処理 ■使用済み自動車の適正処理 ■廃棄物の中間処理や焼却処理 ■フォークリフト・高所作業車のレンタル、車輌整備 ■中古フォークリフト販売、廃棄物の収集運搬および建屋解体 ■自動車や金属資源の運搬等物流事業 |
---|---|
設立 | 1960年(昭和35年)11月 |
資本金 | 9877万5000円 |
従業員数 | 350人 |
売上高 | 389億円(2023年実績) |
代表者 | 代表取締役社長 藤原 直人 |
事業所 | ■本社・本社工場/愛知県豊田市鴻ノ巣町三丁目33番地
■本社第2工場/愛知県豊田市鴻ノ巣町四丁目79-1番地 ■井ケ谷工場/愛知県刈谷市井ヶ谷町石根1-233番地 ■貞宝工場/愛知県豊田市貞宝町貞宝8番地185 ■堤工場/愛知県豊田市高岡町新宮58番地1 ■若林工場/愛知県豊田市若林西町西葉山22番地 ■藤岡工場/愛知県豊田市藤岡飯野町大川ヶ原1160-1 ■吉良工場/愛知県西尾市吉良町瀬戸長坂1番地 ■田原工場/愛知県田原市緑が浜2号2番4 ■いなべ工場/三重県いなべ市員弁町上笠田2721 ■九州工場/福岡県宮若市沼口150番地 <車輌部> ■貞宝工場営業所/愛知県豊田市貞宝町貞宝8番地185 ■東富士営業所/静岡県裾野市御宿柚之木田115-2 |
グループ会社 | ■トヨキン九州株式会社/福岡県宮若市沼口150番地
■Green Metals (Thailand)Co.,Ltd |
豊田市の金属ごみ処理を委託されています | 一般の自治体では不燃ごみとして処分される金属ごみを、豊田市では分けて収集しています。
当社は豊田市の金属ごみの処理を一手に引き受け、当社のリサイクル技術によって新たに資源として活用されると同時に、埋め立てゴミの減量化に貢献するなど、ものづくりの街の資源循環をお手伝いしています。 |
事業活動を通して貢献するSDGs | SDGs(持続可能な開発目標)には、トヨキン株式会社が創業当初から取り組んでいる活動も多く、経営理念「リサイクルと環境に挑み、社会から好感をもって受け入れられる会社になる」ために、これからもこの目標の達成に向けて貢献します。 |
働きがいのある職場環境づくりの活動 | 多様な人材が活躍でき、社員が活力を持って働くことができる環境をつくり、多能工化を強化して、ものづくり・人づくりを進め、会社と共に成長できる働き方を追求しています。 |