
どうもおはようございます。
人事部長の杉村です。
リクナビ人事ブログ毎日更新日本一継続中…
週明け月曜日、今週も張り切っていきましょう。
さて、今日はこの場所だからという内容で少し想いを綴らせていただきます。
先週末、私は夜勤明けの土日でしたが、夜勤前の深夜にご利用者様が救急搬送され、入院となることがございました。
ですから、夜勤前から少しバタバタとしていたところでしたが、夜勤に入る1時間ほど前に事態が急転し、大変残念ながら、ご利用者様が息を引き取ったという連絡が入り、理事長と共に病院へ向かい死亡確認の立ち合いをさせていただきました。
福祉の現場では生死は当然と思われる方も多いかと思いますが、障害分野では高齢分野と違い、やはり比較て若年層もおりますので、それほど「死」に対する免疫力がしっかりあるとまでは言えないと思っております。
このご利用者様、実は昔からの腐れ縁。というのも、私が転職して平野の里へ入職した時とほぼ同時期に入所されたご利用者様で、担当も長くやりましたし、管理職になっても、通院付き添いや希望外出はよく行ったりしており、実はつい先週にも出かけてきたばかり…。
なんでお寿司の写真なんだろうと思った方…勘いいですね。
先週ご利用者様が食された、大好物のお寿司の写真なんですね。
本当に、死ぬ生きるという次元とは全く別次元で、何気ない日常を過ごしてきたつもりでおりましたが、持病が急に悪化して、タイミングも悪くということになってしまったようです。
正直に、残念でなりません。私が夜勤に入ると、ゆっくりと車いすをすべらせてきて、訴えたり、耳垢を取って欲しいとジェスチャーをしたり、最近では、私の仕事用のスマホを狙ってポケットに手を伸ばしてくることがよくあり、それは通院付き添いの際に診察まちで時間を過ごす際に、大好きな電車の動画を見た経験がそうさせているのだと思います。
そんな当たり前の日常が突如終わってしまったわけです。
色々な想いを感じています。何とも言えない気持ちです。
でも、自分なりに、親御さんのご期待に沿って一生懸命支援させてもらってきた自負もあります。
キリがありませんが、生活支援員の仕事は楽しいだけじゃありません。
人生を支えるほどのチカラもありません。
人生に寄り添う事が一番近いのかもしれません。
ご利用者様に人生の後半20年ほどに寄り添うことができたことは、自分のとっても大きな時間でした。
この20年は私のキャリアそのものでもあり、成長させてもらったわけですよね。ご利用者様に。
感謝の気持ちとお疲れ様を言いたいです。
今日最後のお別れをしてきます。昨日は、大好きな本といつも耳垢を取ってくれという訴えに対応できるように常にバッグに入れていた耳かきを置いてきましたが、今日はこだわりの大好きなトレーナーを持っていこうと思います。
皆さん、改めまして今週もよろしくお願いします。
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