福山スチールセンターは、1964年の設立以来、「鉄」に関わる事業を行ってきました。現在では、薄い鉄板を巨大なトイレットペーパー状に巻き取った『コイル』と呼ばれる製品の出荷前最終製造の工程に携わっています。具体的には、銅板の加工や品質検査、梱包、工場内での製品運搬など。お客様が求める仕様に最適化されたコイルは、自動車・電化製品・飲料缶など身近な商品へと形を変えて、みなさんの日常生活で使用されています。
当社の強みは大きく分けて3つあります。まず1つめは「薄板商品のあらゆる梱包ノウハウを保持していること」。これまで培ってきた高い技術とノウハウをベースとして、梱包作業の品質向上・コスト低減に努めています。2つめは「梱包設備エンジニアリングでの省力化・自動化」。梱包作業の自動化・高品質化・高能率化を追及し、自動梱包ラインを自社で開発してきました。3つめは「薄鋼板の精整加工、検査技能」です。お客様により満足して頂く商品を供給するために、厳しい品質管理下で、日々品質向上に尽力しています。これらを最大限に活かし、品質・コスト・安全など総合力で最高位を目指していて、お客様から信頼を頂いています。
当社は、JFEスチール株式会社西日本製鉄所福山地区の圧延ラインから送られてくる薄鋼板の加工・梱包・品質検査などを担当。これらの業務における関連会社の一つとして、重要な役割を担っています。JFEスチール株式会社は、輸出の拡大・海外事業の展開に注力していて、当社はこのグローバル展開により多く関わり、共に成長を遂げていくことを戦略として掲げています。「多くの方々の手を経てつくり上げられた商品を母親の慈愛のごとき優しさでつつみ、物づくりを通じて社会に貢献すること」を経営理念に、設立以来、健全経営を継続してきた私たち。これからも物づくりを通じて社会に貢献し、お客様から信頼される企業として成長を続けていきます。
当社は社員を大切に思う気持ちをさまざまな制度に反映。社員の成長を通して、より良い会社へと発展することを目指しています。例えば、ステップアップにおいては、多種多様な研修を実施。自己申告制度で上司との面談を行い、今年の良かった点や次に期待する点を振り返ることで、自己成長へとつなげています。また、資格取得者を支援する奨励金制度など、社員の頑張りに対し還元する仕組みも。さらに従業員やその家族を想った福利厚生も多種多様で女性だけでなく男性の育休取得や健康経営推進企業へ認定も受けている。有給所得率も高く、これからも仕事とプラベートを両立できる職場環境づくりを推進しています。
事業内容 | 薄板コイルの梱包作業
クレーン運転・物流作業 薄板コイルの精整作業 梱包資材の製造・加工 |
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設立 | 1964年12月28日 |
資本金 | 4,500万円 |
従業員数 | 650名(グループ計)
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売上高 | 70億円 (2024年5月実績) |
代表者 | 代表取締役社長 岡崎 慎二 |
事業所 | 広島県福山市鋼管町1番地 |
沿革 | 1964年:福山梱包工業(株)を設立
1965年:(旧)日本鋼管(株)福山製鉄所における冷延コイル・シート材の梱包業務を開始 1966年:(旧)日本鋼管(株)福山製鉄所の構内に事務所開設 1969年:本社機能を上記事務所に統合。木工加工場を新設、稼動 1987年:冷延コイル機械梱包ラインを新設、稼働 1990年:(株)ホルツ・フクコンを設立、木材加工部門を独立 1997年:冷延輸出コイル自動梱包ラインを新設、稼動。(旧)日本鋼管(株)福山製鉄所におけるコイル物流業務を開始 1999年:社名を福山スチールセンター(株)に改称 (旧)日本鋼管(株)福山製鉄所におけるコイル精整業務を開始 2001年:(有)アルゴを設立 2006年:金属資材加工工場を稼働 2007年:冷延国内輸出コイル自動梱包ラインを新設、稼働 |
グループ会社 | 株式会社アルゴ、株式会社ホルツ・フクコン |